康巴什自然博物館の野生動(dòng)物標(biāo)本。（撮影?李愛(ài)平）

1月30日から2月12日までの半月足らずの間に、內(nèi)蒙古（內(nèi)モンゴル）自治區(qū)鄂爾多斯（オルドス）市の康巴什自然博物館の入館者數(shù)は延べ4萬(wàn)人を超えた。北京市、山西省、陝西省など遠(yuǎn)方から評(píng)判を聞きつけて訪れた人も少なくない。

この三線都市にあるごく普通の博物館が「ネットで人気のスポット」になったのはなぜだろう。実際に博物館を訪れてみると、同館にある貴重な野生動(dòng)物の標(biāo)本447點(diǎn)が、へび年の春節(jié)（舊正月、今年は1月29日）以降大人気になった「秘密兵器」であることが分かった。

康巴什自然博物館の野生動(dòng)物標(biāo)本。（撮影?李愛(ài)平）

総面積2萬(wàn)2000平方メートルの同館は、同自治區(qū)初の沒(méi)入型でインタラクティブな體験ができる自然博物館だ。

同館の郭冉明館長(zhǎng)は取材に対し、「當(dāng)館にある447點(diǎn)の貴重な野生動(dòng)物標(biāo)本はすべて米國(guó)の慈善活動(dòng)家で野生動(dòng)物標(biāo)本コレクターの故ケネス?ベーリング氏から寄贈(zèng)されたもので、當(dāng)館はベーリング氏がコレクションを寄贈(zèng)して中國(guó)の辺境地域で建設(shè)に関わった自然博物館でもある」と述べた。

康巴什自然博物館の野生動(dòng)物標(biāo)本。（撮影?李愛(ài)平）

同館の解説員の薛慧さんは、「當(dāng)館にある野生動(dòng)物標(biāo)本は、世界の各大陸から3年かけて中國(guó)に運(yùn)ばれたもので、最終的に（山東省の）青島港で通関手続きを終え、2023年に鄂爾多斯に到著した。これもへび年の春節(jié)連休中に、多くの観光客がここを訪れる主な理由だ」と話した。

また薛さんは、「當(dāng)館の野生動(dòng)物標(biāo)本は、まるで生きているような動(dòng)物の姿を観察できるだけでなく、動(dòng)物が動(dòng)いているかのような感覚さえ與えてくれる。當(dāng)館が所蔵する野生動(dòng)物標(biāo)本の精巧な作りは世界的に見(jiàn)てもトップクラスだ」と話した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2025年2月17日