上海初の人型ロボット量産工場(chǎng)となる智元機(jī)器人（AGIBOT）製造工場(chǎng)に入ると、未來(lái)の世界に入り込んだような気分になる。そこでは、エンジニアが人型ロボットの各種部品を組み立てており、完成した人型ロボット數(shù)百臺(tái)が整然と並んで、一連の動(dòng)作テストを待っていた。

2月18日に、上海自由貿(mào)易區(qū)臨港新片區(qū)にあるこのロボット製造工場(chǎng)を取材すると、生産が始まってわずか數(shù)ヶ月しか経っていないものの、2024年だけでも、すでに人型ロボット1000臺(tái)がラインオフし、今年は數(shù)千臺(tái)の生産を予定していることが分かった。

業(yè)界関係者は、今年は人型ロボットの「量産元年」になり、同産業(yè)は、急ピッチで臨界點(diǎn)を超えようとしていると見ている。上海には、先端製造業(yè)の基礎(chǔ)があり、長(zhǎng)江デルタの整備されたサプライチェーン?関連産業(yè)、及び豊富な高等教育機(jī)関、人材ストックがあり、それらが、産業(yè)が加速しながら発展する基礎(chǔ)となっている。

智元機(jī)器人?製造部の張紹政総経理は、「川上のサプライチェーンが成熟しているので、當(dāng)社はこれほどスピーディーに人型ロボットを作ることができる。人型ロボットのカギとなる部品の多くは、川上の精密加工に屬し、新エネ車とも関係がある。それら精密部品は、人型ロボットの製造でも流用することが難しくない」と説明する。

そのボディを作るのは第一歩に過(guò)ぎない。智元機(jī)器人の張江データ収集センターに再現(xiàn)されたレストランやミルクティーショップ、一般住宅などのシーンでは、人型ロボット100臺(tái)が、データエンジニアの「指示」に合わせて、作業(yè)をしていた。人型ロボットは、お茶をいれたり、ドリンクを作ったり、テーブルクロスを敷いたり、服にアイロンを當(dāng)てたり、布団を畳んだりといった人間の動(dòng)きを模倣して、1日當(dāng)たり平均1千件以上の操作データの収集をこなしている。

米國(guó)のモルガン?スタンレーが最近発表した人型ロボット分野の世界の上場(chǎng)企業(yè)トップ100を見ると、優(yōu)必選（ubtech）や比亜迪（BYD）といった中國(guó)企業(yè)37社がランクインしている。中國(guó)電子學(xué)會(huì)は、2030年には、中國(guó)の人型ロボット市場(chǎng)の規(guī)模は約8700億元（1元は約20.5円）に達(dá)すると予想している。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2025年2月24日