北京市の中國(guó)國(guó)際展覧中心（順義館）で2月27日から3月2日にかけて2025ペットフェアアジア北京展（Pet Fair Beijing）が開(kāi)催された。日本企業(yè)の海外展開(kāi)を支援する日本貿(mào)易振興機(jī)構(gòu)（ジェトロ）も ジャパンパビリオンを設(shè)置し、日本のペット関連企業(yè)の中國(guó)進(jìn)出を支援している。人民網(wǎng)が伝えた。

今回のジャパンパビリオンには日本の中小企業(yè)18社が出展。ジェトロ海外展開(kāi)支援部の大澤知澄氏によると、ペット用歯ブラシや口腔ケア用品、ペットフード、サプリメント、ペット用コロコロクリーナーなど、様々な強(qiáng)みを持った商品を出展してもらったという。また中國(guó)では若者がペットを飼うケースが増えていることから、今後はペットが老化していく過(guò)程でのケアが重視されるであろう點(diǎn)に注目し、日本企業(yè)の強(qiáng)みである「高齢のペットのケア」に関わる商品も多く展示されていた。

漢方を使ったペットフードを出展した株式會(huì)社notの水澤佳壽子代表取締役社長(zhǎng)（撮影?玄番登史江）。

高齢のペットのケアに関しては、漢方を使ったペットフードを出展した株式會(huì)社notの水澤佳壽子代表取締役社長(zhǎng)も、「中國(guó)は日本と比べると飼い主の年齢が非常に若いと感じている。ペットの壽命は人間よりも短いため、ペットをお見(jiàn)送りする回?cái)?shù)も増えることになる。そのことによって、ペットを飼うことの教養(yǎng)やリテラシーがどんどん向上していくので、より質(zhì)の良い商品を自分のペットのためにという、『選択する目』が養(yǎng)われていくと思う」と指摘し、品質(zhì)の優(yōu)位性で中國(guó)市場(chǎng)を開(kāi)拓していきたいとした。

著心地の良さを追求したドッグウェアを出展した株式會(huì)社UM OFFICEの村上菜穂代表取締役（撮影?玄番登史江）。

また、著心地の良さを追求したドッグウェアを出展した株式會(huì)社UM OFFICEの村上菜穂代表取締役は、「ドッグウェアは単に著飾るためのものだけではなく、老犬になると、體を守ったり、溫めたり、冷やしたりする必要がある」とし、「今回の出展で中國(guó)の消費(fèi)者もペットが家族と考えていることが感じられたので、日本の優(yōu)れた素材の商品を著てもらい、一日でも長(zhǎng)く、家族であるペットと健やかな日々を過(guò)ごしてほしい」とした。

ジェトロの大澤氏は、「日本企業(yè)にとって最大の課題はペットフード系の輸出規(guī)制だ。今、日本で生産したものが中國(guó)に輸出できないという狀態(tài)が続いており、それが日本企業(yè)にとって大きな障壁になっている」と日本企業(yè)の中國(guó)進(jìn)出における難しさを指摘しつつも、ペットの飼育頭數(shù)が右肩上がりに増え続けている中國(guó)をチャンスととらえ、日本企業(yè)にはどんどん中國(guó)市場(chǎng)に進(jìn)出していってもらいたいとした。（文?玄番登史江）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2025年3月3日