中國(guó)科學(xué)院西北生態(tài)環(huán)境資源研究院の2月26日の発表によると、同研究院敦煌ゴビ荒漠研究ステーションの柳本立研究員のチームは使用済み風(fēng)力発電ブレードを原材料とし、新型砂漠化対策材料の研究開発に成功した。これにより使用済み風(fēng)力発電ブレードの循環(huán)利用に新たなソリューションが提供された。関連する研究成果はこのほど、國(guó)際水土保持科學(xué)誌「國(guó)際水土保持研究」に掲載された?？萍既?qǐng)?bào)が伝えた。

柳氏は、「風(fēng)力発電所は砂漠化対策が必要な地域の近くにあるか、同じ地域であることが多い。この地理的な近さという強(qiáng)みは、砂漠化対策原材料の供給及び資源化循環(huán)利用に可能性をもたらすことになる」としている。

紹介によると、研究チームは使用済みもしくは壊れた風(fēng)力発電ブレードを原材料とし、切斷や穴あけなどの加工技術(shù)を採(cǎi)用することで、新型多孔サンドバリアを作り上げた。紫外線老朽化、高溫?低溫切り替え、腐食、曲げ強(qiáng)度などのテストを経て、研究チームは同材料がそれらの優(yōu)れた性能を備えていることを証明した。その曲げ強(qiáng)度は木の複合板の14倍となっている。風(fēng)洞実験と數(shù)値シミュレーションの結(jié)果によると、このサンドバリアは風(fēng)砂流構(gòu)造を効果的に変え、地上付近の風(fēng)砂の移動(dòng)を低減することが可能だとしている。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2025年3月3日