様々な色合いの石で作られた民家（寫(xiě)真提供?福建省泉州市泉港區(qū)涂嶺鎮(zhèn)人民政府）。

春爛漫の季節(jié)を迎え、福建省泉州市泉港區(qū)涂嶺鎮(zhèn)北西部にある中國(guó)伝統(tǒng)村落の樟腳村は観光客で賑わいを見(jiàn)せていた。観光客は漢服や馬面裙（中國(guó)の伝統(tǒng)的なスカートの一種）を著て、寫(xiě)真を撮影したり、散歩したり、おしゃべりを楽しんだりしている。そして、搾りたてのサトウキビジュースを売る村民の聲も響き渡り、のどかな雰囲気の村に活気がもたらされている。人民網(wǎng)が報(bào)じた。

歴史と自然の美を楽しめる樟腳村（撮影?李昌乾）。

樟腳村の民家のほとんどは、清の嘉慶4年（1799年）に建てられ、すでに200年以上の歴史がある。村を囲む山は、青石や五彩石の産地であるため、當(dāng)時(shí)の村民は五彩石を使って壁を作ったり、青石を加工して戸や窓を作ったりした。さまざまな色合いの石で作られた民家は、レトロな雰囲気を漂わせており、「油絵のような山の村」と言われている。

樟腳村で寫(xiě)真を撮影する女性（寫(xiě)真提供?福建省泉州市泉港區(qū)委宣伝部）。

樟腳村は近年、保護(hù)や活用などを通して、エコツーリズムの発展に大々的に取り組んでおり、古民家がリノベーションされている。また、故郷に戻った若者が石造りの建物を茶蕓や撮影旅行をテーマにした複合スペースにリノベーションし、文化と観光の融合発展が促進(jìn)され、観光客にさらに多くのアクティビティの選択肢を提供している。（編集KN）

レトロな雰囲気の古民家がある樟腳村を観光する花飾りを頭につけた少女（撮影?李昌乾）。

寫(xiě)真を撮影する観光客（撮影?李昌乾）。

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2025年3月24日