2025年の清明節(jié)（先祖を祭る中國の伝統(tǒng)的な祭日、今年は4月4日）の當(dāng)日、中國の伝説上の帝王である黃帝を祭る公開記念式典「清明公祭軒轅黃帝典禮」が陝西省延安市黃陵県橋山祭祀広場で行われた。人民日報が伝えた。

式典は當(dāng)日午前9時50分にスタートし、中國大陸部と臺灣地區(qū)の同胞、香港?澳門（マカオ）地區(qū)の同胞、海外に居留する同胞など350人を超える代表が軒轅殿に集まった。

式典の中で、出席者は全員整列し、會場の太鼓や鐘の音が響き渡る中で、中華民族?中國文化の始祖である黃帝に対する敬意と感謝の気持ちを伝えた。太鼓と鐘の後には、黃帝を歌った歌曲「黃帝頌」が會場を包み込んだ。その後、全國人民代表大會（全人代）常務(wù)委員會の張慶偉副委員長、中國人民政治協(xié)商會議（全國政協(xié)）の何報翔副主席、陝西省黨委員會の趙一徳書記、海峽両岸関係協(xié)會の張志軍會長、中國共産黨中央委員會統(tǒng)一戦線活動部の王瑞軍副部長、中華全國帰國華僑連合會の程學(xué)源副會長、新黨の呉成典代表らが花かごをささげた。陝西省の趙剛省長が祭文を恭しく読み上げ、出席者全員が黃帝の像に向かって三禮を行った。

25年の「清明公祭軒轅黃帝典禮」は「中華民族共同體の意識を固め、中國式現(xiàn)代化の新たな道のりを進(jìn)む」がテーマで、「源をたどり、ルーツを求め、心を結(jié)び、魂を築く」ということを主旨として、陝西省人民政府、國務(wù)院臺灣事務(wù)弁公室、國務(wù)院僑務(wù)弁公室、中華全國帰國華僑連合會が共同で主催した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年4月5日