中國(guó)人民銀行（中央銀行）とブラジル中央銀行は13日、「中國(guó)人民銀行とブラジル中央銀行の人民元/レアル二國(guó)間通貨スワップ協(xié)定」に調(diào)印し、同協(xié)定を更新した。規(guī)模は1900億元（1元は約20.5円）／1570億レアル（1レアルは約26.2円）、協(xié)定の有効期間は5年間で、両國(guó)の合意により延長(zhǎng)が可能だ。

中央銀行間の二國(guó)間通貨スワップ協(xié)定とは？

中央銀行間の通貨スワップ協(xié)定とは一種の融資措置であり、一國(guó)の中央銀行が自國(guó)通貨を相手國(guó)の通貨と交換し、その通貨の流動(dòng)性を獲得するというもので、一般的には金融市場(chǎng)の安定を維持するなどの目的で使用され、満期時(shí)に元の通貨へと再交換する仕組みになっている。

中國(guó)?ブラジル二國(guó)間通貨スワップ協(xié)定の役割とは？

2013年、中國(guó)?ブラジル両國(guó)は初めて二國(guó)間通貨スワップ協(xié)定に調(diào)印し、人民元スワップ規(guī)模は1900億元だった。ここ數(shù)年、両國(guó)の経済貿(mào)易関係は日増しに緊密になり、中國(guó)は15年連続でブラジルにとって最大の貿(mào)易パートナーであり、ブラジルもまた中國(guó)の中南米地域における最大の貿(mào)易パートナーだ。このたびの更新は両國(guó)の経済貿(mào)易活動(dòng)の深化や、人民元のブラジルと中南米地域における利用促進(jìn)を後押しすることになる。

同協(xié)定はグローバル金融セーフティネットの重要な構(gòu)成要素であり、特に最近、米國(guó)が「相互関稅」政策を進(jìn)める中で、中國(guó)?ブラジルが通貨協(xié)力を強(qiáng)化することは、両國(guó)が協(xié)力して共に前進(jìn)し、団結(jié)協(xié)力するというプラスのシグナルを市場(chǎng)に向けて発信することであり、市場(chǎng)の信頼感の強(qiáng)化や地域?グローバル金融の安定維持に貢獻(xiàn)するものとなる。

25年第1四半期（1-3月）末までに、人民銀行は累計(jì)42ヶ國(guó)?地域の中央銀行または金融當(dāng)局との間で二國(guó)間通貨スワップ協(xié)定を結(jié)んでおり、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で有効な協(xié)定は32件あり、世界6大陸の重點(diǎn)地域の主要経済國(guó)をほぼカバーし、スワップ協(xié)定の総規(guī)模は合計(jì)4兆3000億元に達(dá)する。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2025年5月14日