今年の端午節(jié)（端午の節(jié)句、今年は5月31日）に合わせた3連休は、6月1日の「國際子供の日」とも重なり、旅行市場は活況を呈した。

中國交通輸送部（?。─?日に発表したデータによると、端午節(jié)に合わせて3連休となった5月31日から6月2日の間、地域跨ぎで移動(dòng)した人の數(shù)は延べ6億5700萬人に達(dá)した。1日平均延べ2億1900萬人の計(jì)算になり、前年同期比3.0％増となった。

中國國家移民管理局は、3連休中、中國全土の出入境検査所から出入國（境）した人の數(shù)が前年同期比12.2％増の延べ215萬人に達(dá)したと推計(jì)している。

また「端午節(jié)」の日には中國各地の河川や湖でドラゴンボートレースが開催されて、賑わいを見せた。広東省仏山市の村?疊滘の川岸にはレースで急カーブを披露するドラゴンボートのエキサイティングな瞬間を撮影しようと、スマホを手に待つ観光客たちであふれていた。

（畫像著作権はCFP視覚中國所有のため転載禁止）

オンライン旅行プラットフォームのデータによると、端午節(jié)3連休中、仏山市の旅行関連の予約數(shù)は前年同期比で167％増となった。ホテルの予約を見ると、前年同期比145％増、エアチケットの予約は同110％増に達(dá)した。中國で「端午節(jié)」にちまきを食べるのは、戦國時(shí)代の楚の家臣?屈原を供養(yǎng)するためとされており、その故郷である湖南省汨羅市や、「ちまきの里」である浙江省嘉興市も観光客が押し寄せ、大いに賑わった。

ドラゴンボートレースを開催することで観光客を呼び込むというスタイルが採用されることで、伝統(tǒng)文化が都市の発展を促進(jìn)する新たな原動(dòng)力となっている。

また、子連れで旅行に行く人が増え、消費(fèi)のポテンシャルが引き出されている。

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「端午節(jié)」3連休は6月1日の「國際子供の日」とも重なり、親子旅行市場が活況となった。

旅行サイト?攜程網(wǎng)では、親子?家族旅行の予約の割合が全體の35％を占めた。親子で宿泊する中國國內(nèi)のホテルの検索回?cái)?shù)は前年同期比で45％増に達(dá)した。別の旅行サイト?去哪児では、親子で宿泊するホテルの部屋の予約數(shù)が前年同期比51％増に達(dá)した。

さらに「端午節(jié)」3連休中には、民間の風(fēng)習(xí)?習(xí)慣?文化を體験する旅行や都市跨ぎのじっくり型ドライブ旅行が2大トレンドとなった。

新興の「ドライブ旅行+民間の風(fēng)習(xí)?習(xí)慣」という旅行スタイルが人気になっていることは、若者が「車に乗っては寢て、目的地について車を降りると寫真を撮影する」では満足せず、「沒入型體験」を追求するようになっていることを示している。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年6月4日