鄭州新鄭國際空港で240時間以內(nèi)のトランジットビザ免除措置とスピーディーな入國手続きを體験する取材チーム（撮影?霍亜平）。

「こんにちは。何かお手伝いできることがありますか？」

「240時間以內(nèi)のトランジットビザ免除措置を申請したいです」

「では、パスポートと乗り継ぎ航空券を見せてください。そして、外國人入國カードに必要事項を記入してください」

これは河南省鄭州市の新鄭國際空港で、人民網(wǎng)の記者が6月11日に、外國人対象の240時間以內(nèi)のトランジットビザ免除措置とスピーディーな入國手続きを體験した際のやり取りだ。専用端末で指紋を採取し、入國カードに必要事項を記入するなど、トランジットビザ免除措置利用の手続きはあっという間に終わり、かかった時間はわずか3分だった。このような、非常にスピーディーな入國手続きが実現(xiàn)しているのは、河南省が対外開放に力を入れているからだ。

新鄭空港のT2ターミナルビルの國際線到著フロアに行くと、近未來感があふれているほか、親切なサービスを體験することができる。目の前にある巨大なスクリーンには、多言語で、「240時間以內(nèi)のトランジットビザ免除措置利用者専用ゲート」という案內(nèi)が表示されている。また、指紋自動採取端末は、旅客の國籍情報を基に対応する言語に自動で切り替わり、円滑に手続きができるようになっている。入國カード記入エリアにも、多言語で、注意事項が分かりやすく表示されており、気配りが行き屆いていた。

入國手続きを終えてゲートから出てくる親子（撮影?霍亜平）。

通関地は対外開放の門戸だ。2024年12月17日、鄭州の空港から、トランジットビザ免除措置を利用して入國して、滯在できる時間が240時間に延長されて以降、鄭州出入境?國境検査所は、勤務(wù)スタイルを合理的に調(diào)整し、365日24時間體制で、外國人が円滑に入國手続きを行えるようにしており、海外から來た旅客は、河南省に到著した瞬間から、「便利」と感じることができるようになっている。

今年1－5月期、鄭州の空港から中國に入國した外國人の數(shù)は前年同期比2倍以上増の延べ3萬1700人に達した。そのうちの2萬3800人は、各種ノービザ措置、及び240時間以內(nèi)のトランジットビザ免除措置を利用して入國した外國人で、全體の75.2％を占め、前年同期比3.7倍増だった。中國に入國する外國人の主な目的は観光、ビジネス、親戚?友人訪問などだ。國別で見ると、韓國やマレーシア、日本から來る旅客が目に見えて増えている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年6月13日