バナメイエビ（南米白エビ）は食卓でよく見られるエビの一種だが、バナメイエビの遺伝資源はこれまで長年にわたり海外に獨占されており、中國は種エビの輸入費用だけで年間數(shù)千萬ドルを費やしていた。中央テレビニュースが伝えた。

2002年の「國家863計畫」ではウイルス耐性を持つエビの選定?育成が重點プロジェクトに指定され、広東省湛江市の東海島で「海水養(yǎng)殖種子プロジェクト南方拠點」が設(shè)立された。中山大學(xué)生命科學(xué)學(xué)院の何建國教授は研究チームを率いて、この地に根下ろし、養(yǎng)殖池で寢泊まりしながら、稚エビに餌を與える日々を送った。10年の歳月をかけて、2011年についに中國初の耐病性新品種「中興1號」の育成に成功した。その耐病性評価指數(shù)は47.22％向上し、養(yǎng)殖の生存率は約20％改善された。さらに海外による遺伝資源の獨占狀態(tài)を打破し、中國で初めて認(rèn)定されたバナメイエビの耐病性新品種となった。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年6月13日