中國民用航空局は今月26日、中國の強(qiáng)制製品認(rèn)証（「CCC認(rèn)証」）のマークが表示されていない、またははっきり表示されていないモバイルバッテリーのほか、リコール対象のモバイルバッテリーの國內(nèi)便機(jī)內(nèi)への持ち込みを今月28日から禁止すると発表した。

CCC認(rèn)証マーク

今年に入り、中國では、乗客が機(jī)內(nèi)に持ち込んだモバイルバッテリーなどのリチウム電池製品が機(jī)內(nèi)で発火?発煙するトラブルが多発している。また、複數(shù)の大手メーカーのモバイルバッテリーが、電池セルの安全性にリスクがあるといった理由でリコールされ、中國國家市場(chǎng)監(jiān)督管理総局は、複數(shù)のモバイルバッテリーや電池セルメーカーのCCC認(rèn)証を取り消し、または一時(shí)停止した。こうした狀況は、乗客が機(jī)內(nèi)にモバイルバッテリーを持ち込むことには潛在リスクが存在し、民間航空の安全な運(yùn)航に脅威を與えるリスクが高まり続けていることを示している。

これを受け、中國民用航空局は、現(xiàn)行の政策をベースに、 國際民間航空機(jī)関（ICAO）の「危険物を空輸するための技術(shù)的指示」に基づいて、さらに厳格な管理措置を講じた。

通知は、「各空港のセキュリティチェック當(dāng)局は、乗客が攜行するモバイルバッテリーのチェックを強(qiáng)化し、乗客が規(guī)格基準(zhǔn)を満たしていないモバイルバッテリーを機(jī)內(nèi)に持ち込むことを厳重に防がねばならない。乗客がモバイルバッテリーを廃棄、または一時(shí)的に預(yù)けるエリアを合理的に設(shè)置し、一時(shí)的に預(yù)ける場(chǎng)合の手続きと流れを明確にするなど、便宜を図ること」としている。

CCC認(rèn)証による管理が導(dǎo)入されている理由は？

市場(chǎng)監(jiān)督管理総局が以前発表した公告によると、2023年8月1日から、リチウム電池や電池パック、モバイルバッテリーが、CCC認(rèn)証の対象となった。また、2024年8月1日からは、CCC認(rèn)証証書やマークを取得していないそれらの製品については、出荷、販売、輸入、またはその他の経営活動(dòng)における使用が禁止された。

リチウム電池やモバイルバッテリーには化學(xué)的特性があり、一定の潛在リスクが存在する。特に、製品の生産工程や構(gòu)造が國家基準(zhǔn)などの技術(shù)的要求を満たしていない場(chǎng)合や、輸送中や使用中に極端に高いまたは低い溫度にさらされる、大きな衝撃を受ける、過充電などにより、熱暴走が発生しやすく、バッテリーの膨張や発火、爆発、過熱狀態(tài)、液體漏れなどの問題が発生し、消費(fèi)者の身の安全や健康を脅かすことになる。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年6月27日