第17回中國國際現(xiàn)代化鉄道技術(shù)裝備展が8日、北京國家會議センターで開幕した。會場で最も注目を集めたのは、「復(fù)興號」シリーズの新型車両「CR450」の1/160スケールモデルだ。この半年間近くにわたり、「CR450」は一連のテストを重ねており、試験速度は時速450キロを記録した。これは、將來的に時速400キロで運(yùn)行する可能性があることを示している。速度が向上した一方で、制動距離、走行騒音、エネルギー消費(fèi)などの指標(biāo)はすべて時速350キロの水準(zhǔn)を維持しており、中國の高速鉄道技術(shù)が新たな飛躍を遂げたことを示している。

會場には、初の國産高原寒冷地帯に対応する大口徑硬質(zhì)巖盤掘削機(jī)「雪域先鋒號」の1/100スケールモデルも展示されている。実機(jī)は直徑10.33メートル、全長245メートル、重量2500トンで、現(xiàn)在、西部地域の高原鉄道工事に投入されている。新機(jī)能として、前方の地質(zhì)狀況を早い段階で把握できる機(jī)能が加わり、機(jī)械を止めずに、トンネルの100メートル先にある巖盤崩落、変形、湧水などの地質(zhì)不良箇所をリアルタイムで正確に把握することが可能で、トンネル內(nèi)の掘削作業(yè)中の安全を脅かすリスクを最大限に軽減できるようになった。

さらに、世界最大のタワークレーンのスケールモデルも展示された。このクレーンは重さ600トンの資材を高さ92.5メートルの高所まで持ち上げることができ、プロジェクト建設(shè)の分野で10項目の世界記録を打ち立てた。現(xiàn)在は一部の重要鉄道橋梁建設(shè)プロジェクトに応用されている。

今回の展示會には中國、ドイツ、フランス、米國など14の國?地域の企業(yè)521社が出展し、展示面積は4萬平方メートルに達(dá)し、鉄道交通分野の世界的な大手企業(yè)が數(shù)多く集結(jié)し、世界の鉄道裝備製造分野における最新技術(shù)成果を披露する場となっている。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年7月9日