イラスト作成?馬宏亮（イラストの著作権は人民網(wǎng)が保有。無斷転載禁止）

米商務(wù)省は今年4月、メキシコと締結(jié)していた「トマト協(xié)定」から7月14日に離脫すると発表した。そして、離脫日である14日、米商務(wù)省はメキシコ産生鮮トマトの大半に約17％の関稅を課すと発表した。

「トマト協(xié)定」とは、1996年に米國とメキシコが締結(jié)した、トマトに対するアンチダンピング調(diào)査の停止を定めた協(xié)定を指す。この協(xié)定により、メキシコのトマト生産者はあらかじめ定められた「參考価格」に基づいて米國にトマトを輸出し、米國側(cè)はメキシコ産トマトに対するアンチダンピング調(diào)査を停止することになっていた。両國は定期的に協(xié)定內(nèi)容の再交渉を行ってきた。

米國にとってメキシコは長年にわたり最大の果物?野菜供給國であり続けてきた。今回のトマト関稅は、メキシコのトマト農(nóng)家の生計に影響を與えるのみならず、米國內(nèi)のトマト販売業(yè)者にとっても大きな痛手となる。また、関稅のもたらす価格上昇は、米國の消費者の生活コストを押し上げ、「食卓の野菜事情」にも影響を與えるだろう。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年7月18日