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「羅小黒戦記2」公開6日間で興行収入1.5億元超に 癒しの物語が大好評

人民網(wǎng)日本語版 2025年07月25日16:08

7月18日に公開された中國國産アニメ映畫「羅小黒戦記2 ぼくらが望む未來」は、公開から現(xiàn)在までの興行収入が1億元(1元は約20.6円)を超え、コミュニティサイト?豆瓣のレビューは8.6ポイントとアニメーション映畫の年間トップを獲得し、観客からの高い評価を証明した。環(huán)球時報が伝えた。

同作品は前作を引き継ぎ、人間の生活に少しずつ慣れた黒貓の妖精?羅小黒と師匠の無限が町で靜かな修行生活を送る中、妖霊會館が襲撃されたと聞き、新たな任務(wù)のために一時的に離れ離れになる。小黒は初対面の鹿野と共に一連の謎を解き、師匠と會館の危機を救う旅に出る。

2011年に誕生したアニメ「羅小黒戦記」は、10年以上にわたり多くのファンを獲得している。癒し系の手描きの畫風(fēng)、可愛さと熱さを併せ持つ世界観が若い観客を引き付け、ネットアニメから劇場版に至るまで、この黒貓は愛され続けている。2019年に初の劇場版が公開されると、3億1000萬元の興行収入と8.0ポイントという豆瓣レビューの高評価を記録した。6年後の続編は8.6ポイントとさらに高くなり、「哪吒之魔童閙海(ナーザの魔童大暴れ)」(8.5ポイント)を上回って今年評価の最も高い國産アニメ映畫となっている。

本作では多くのアクションシーンが登場。2D手描きアニメながら、シーンの構(gòu)築や戦う場面の完成度はCGアニメや実寫映畫に引けを取らず、樓閣などの中國風(fēng)建築や火鍋など中國テイストの要素もたくさん見られる。ファンからは「6年が経って『小黒』が目に見えて成長した」「一番かっこいいのはなんと鹿野さん」などとコメントが寄せられ、特に見た目がクールだが実は情熱的な鹿野が人気を集めている。

日本のファンからの関心も高い。16日、映畫の公式Xアカウントが「日本語吹替版?字幕版の2025年11月7日公開決定」を告知すると、「日本公開待ちきれない!」「週末に日本から上海へ観に飛んだ!中國語は分からないが映像だけでも圧倒された」などのコメントが相次いだ。

実は2019年に第1作が日本で公開された際、「羅小黒戦記」はすでに新海誠監(jiān)督をはじめ多くの日本アニメ関係者や観客の心を摑んでいた。最初は日本語字幕版の限定上映だったが、2020年には吹替版で再公開され、最終的に5億2000萬円の興行収入を記録した。「羅小黒戦記2」の中國公開初日には、入江泰浩監(jiān)督がわざわざ中國に來て鑑賞したという?!杆厍绀椁筏?時間だった。日本での公開を待てず飛行機で観に來たが、期待を裏切らない傑作だった。アニメの制作陣と、劇場で笑いながら映畫を鑑賞した観客の皆さんに感謝」 と絶賛した。(編集SC)

「人民網(wǎng)日本語版」2025年7月25日

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