中國財政部（財務(wù)省）の関係責(zé)任者はこのほど、世界的な格付け機関であるS&Pグローバル?レーティングが中國の長期ソブリン信用格付けを據(jù)え置き、見通しを維持したことについて、記者の質(zhì)問に答えた。

【記者】8月7日、S&Pグローバル?レーティングは、中國の長期ソブリン信用格付けを「A+」で據(jù)え置き、見通しを「安定的」に維持するという報告書を発表した。これに対する財政部のコメントは。

【財政部】S&Pが中國の長期ソブリン信用格付けを據(jù)え置き、「安定的」との見通しを維持した決定をうれしく思う。S&Pの報告書は中國経済の成長の強靭性と債務(wù)管理の成果を高く評価し、中國経済の好調(diào)の見通しに対する信頼感を體現(xiàn)するものだ。

2025年上半期、中國政府は急激に変化する外部環(huán)境に積極的に対応し、政策パッケージを著実に打ち出し、経済運営が安定の中で成長するよう保障したため、主要経済指標(biāo)が予想を上回る好調(diào)さとなり、新たな質(zhì)の生産力が積極的な発展を遂げ、民生の最低ラインの保障がさらに強化され、中國経済は力強い活力と高い強靭性を示した。上半期の中國経済成長率は前年通年を0.3ポイント上回る5.3％となった。國際通貨基金（IMF）がこのほど、2025年中國経済成長率予測値を4月の予測値から0.8ポイント上方修正して4.8％としている。

下半期には、中國のマクロ政策は、引き続き効果を発揮し、適時に強化すると同時に、政策の連続性と安定性の維持、柔軟性と予見可能性の強化、雇用?企業(yè)?市場?期待の安定への注力、國內(nèi)と國際的な2つの循環(huán)「雙循環(huán)」の力強い促進、通年の経済?社會発展の目標(biāo)任務(wù)の達成に向けて努力し、第14次五カ年計畫（2021～25年）の円満な締めくくりを目指す。

中國は今後、経済発展の內(nèi)生的原動力を持続的に強化し、國內(nèi)外の情勢の変化に応じて、政策の準(zhǔn)備を適時に検討?動的に調(diào)整し、経済が安定傾向の中で好調(diào)さを維持し続けることを確保し、世界経済の発展のために中國の力を貢獻していく。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年8月8日