左貢県繞金郷左巴村で撮影された樹齢416年の野生ブドウの木（寫真左、9月12日撮影?格桑朗傑）。

西蔵(チベット)自治區(qū)昌都(チャムド)市は今月14日、同市林業(yè)?草原局が、左貢(ゾガン)県繞金郷左巴村で発見された野生のブドウの木の樹齢が416年であることを正式に確認(rèn)したことを明らかにした。その木の高さは約8メートルで、根本の周囲長(zhǎng)は209センチ、胸高周囲長(zhǎng)は160センチ、胸高直徑は67センチ。専門家は、「標(biāo)高の高い地域で確認(rèn)済みの生育している野生ブドウの木としては最高齢?，F(xiàn)時(shí)點(diǎn)で、中國(guó)全土で確認(rèn)済みの野生ブドウとしても最高齢だ」と説明する。新華社が伝えた。

この野生ブドウの木は、昌都市の第3回古樹?名木資源調(diào)査において発見された。同調(diào)査に參加した中國(guó)農(nóng)業(yè)科學(xué)院?果樹研究所の副所長(zhǎng)を務(wù)める、國(guó)家ブドウ産業(yè)技術(shù)體系の首席科學(xué)者?王海波氏は、「標(biāo)高2400メートル前後の場(chǎng)所で、樹齢400年以上の野生ブドウの木が確認(rèn)されたのはこれが初めてのこと。高原地域の植物の多様性を反映しており、科學(xué)や歴史を研究するうえで価値が極めて高い」との見方を示した。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年9月16日