世界で送電能力が最高レベルの柔軟性直流送電プロジェクトで、中國の第14次五カ年計(jì)畫で建設(shè)する省?自治區(qū)を跨ぐ送電重點(diǎn)プロジェクト、そしてエネルギー輸送大動(dòng)脈となる蔵東南―粵港澳大灣區(qū)±800kV高圧電流送電プロジェクトが16日から著工した。人民網(wǎng)が伝えた。

プロジェクトは西蔵（チベット）自治區(qū)南東部大型クリーンエネルギー拠點(diǎn)と粵港澳大灣區(qū)（広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門＜マカオ＞両特別行政區(qū)によって構(gòu)成される都市クラスター）を結(jié)ぶ。全長は約2681キロ。西から東へと西蔵自治區(qū)、雲(yún)南省、広西壯（チワン）族自治區(qū)、広東省を橫斷する。送電容量は1千萬kW。プロジェクトが2029年にフル稼働すると、西蔵南東部クリーンエネルギー拠點(diǎn)は粵港澳大灣區(qū)負(fù)荷センターに毎年430億キロワット時(shí)（kWh)を送電することになる。これは三峽ダムの年間発電量の約半分に相當(dāng)し、その100％がクリーンエネルギーで、標(biāo)準(zhǔn)石炭消費(fèi)削減効果は約1200萬トン、二酸化炭素排出削減効果は約3300萬トンに相當(dāng)する。

これは世界で初めてマルチ端超高圧柔軟性直流送電技術(shù)を開発?応用するプロジェクトとなる。送電側(cè)では、総規(guī)模1880萬kWに達(dá)する太陽光発電を集約し、受電側(cè)は2千キロ以上離れた電力需要中心地に位置する。1千萬kW級の新エネの安全な系統(tǒng)接続、超長距離送電、安全な消費(fèi)といった世界的な難題を全面的に克服し、大型電力網(wǎng)の安全稼働を能動(dòng)的に支える能力を革新的に構(gòu)築し、世界の高圧送電技術(shù)の最前線を示すことになると見られている。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年9月18日