舊暦の秋分にあたる9月23日、山東省招遠(yuǎn)市大戸陳家村では「2025年中國農(nóng)民豊作節(jié)」イベントの全國メイン會(huì)場としてのイベントがスタートした。中でも現(xiàn)代の農(nóng)業(yè)機(jī)械裝備展がイベントの目玉の1つとなり、さまざまな機(jī)械の「農(nóng)夫」がテクノロジーの力で豊作を支えていることに関心が集まった。

広い耕作地に設(shè)置された先端スマート農(nóng)業(yè)機(jī)械が人々の注目を集めた。臨工集団のハイブリッドトラクターは最高出力が600馬力を超え、雷沃重工のコンバインの収穫量は毎秒16キログラム以上に達(dá)し、山東五征集団のコンバインハーベスターは収穫から倉庫に戻るまでのプロセスをシームレスで結(jié)び、耕作地での作業(yè)をより効率的にするという。

山地に適した中?小型農(nóng)業(yè)機(jī)械にも、さまざまなテクノロジーが用いられ、注目を集めていた。モバイル水?肥料散布一體型機(jī)械はさまざまなエリアの作物に対して、精確に水や肥料を散布することができ、ボディを折り曲げて方向転換する関節(jié)型トラクターは起伏に富んだ山地や傾斜地をスムーズに移動(dòng)することができる。またブルーベリー収穫機(jī)は慣性振動(dòng)制御技術(shù)により果実を優(yōu)しく摘み取ることを可能にしている。さらにビジュアルシステムを備えた噴霧器は障害物を巧みによけながら農(nóng)薬を散布し、レーザー除草ロボットは1時(shí)間に雑草を5萬本除草することを可能にしている。

今回の現(xiàn)代の農(nóng)業(yè)機(jī)械裝備展は「大きなものから小さなものまで、スマート技術(shù)が豊作を支援」をテーマに、動(dòng)力機(jī)械や整地機(jī)械、播種機(jī)、耕作地管理機(jī)械、収穫機(jī)などチェーン全體にわたる展示を行い、中國が先端スマート農(nóng)業(yè)機(jī)械の獨(dú)自開発方面で成し遂げた最新の成果を一挙に展示している。

またスマート農(nóng)業(yè)システムも広く注目を集めた。スマート農(nóng)業(yè)成果展示エリアに登場した「空?宇宙?地面を一體化した精密農(nóng)業(yè)サービス」システムは、衛(wèi)星リモートセンシング、ドローン、地上のモノのインターネット（IoT）などの技術(shù)をよりどころに、作物栽培面積、生育狀況、土壌の水分量などの情報(bào)を立體的にモニタリングし、生産管理の「処方箋」を出すことができる。

「2025年中國農(nóng)民豊作節(jié)」イベントは「農(nóng)業(yè)の豊作を祝い 素晴らしい生活を享受」をテーマに、全國各地で累計(jì)3000回以上の豊作を祝うイベントを行い、オンラインとオフラインを結(jié)びつけ、都市部と農(nóng)村部が融合し雙方向で交流している。山東省招遠(yuǎn)市での全國メインイベントでは、貧困脫卻の成果と農(nóng)村振興の効果的な結(jié)びつきの成果を強(qiáng)固にするとともに、さらに発展させ、種子産業(yè)の振興、現(xiàn)代農(nóng)業(yè)機(jī)械、スマート農(nóng)業(yè)など現(xiàn)代農(nóng)業(yè)の発展成果を推進(jìn)し、農(nóng)村大規(guī)模市場、農(nóng)村グルメイベント、農(nóng)村文化カーニバルなどの特色あるイベントや全國の優(yōu)良ブランドの農(nóng)産品と地方の特色ある農(nóng)産品のPRイベントも開催する。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年9月25日