國連教育科學文化機関（ユネスコ）は27日、新たに認定された生物圏保護區(qū)26ヶ所を発表し、その中には中國の大青山生物圏保護區(qū)と周至生物圏保護區(qū)も含まれていた。これにより、世界生物圏保護區(qū)世界ネットワークに登録されている保護區(qū)の総數(shù)は785ヶ所になった。新華社が伝えた。

大青山生物圏保護區(qū)は、內蒙古(內モンゴル)の陰山山脈の中段に位置し、面積は約3900平方キロメートル。陰山山脈のこのエリア一帯は生物多様性及び生態(tài)系の多様性が最も豊富なエリアとなっている。保護區(qū)には約1200種類の高等植物が生育しているほか、脊椎動物300種類と節(jié)足動物1800種類が生息している。

周至生物圏保護區(qū)は陝西省の秦嶺山脈の南側と北側の斜面が交わる場所に位置し、面積は約690平方キロ。森林率は96％となっている。保護區(qū)內の動植物資源は豊富で、秦嶺ジャイアントパンダ、キンシコウ、ターキンといった希少動物も生息している。

新たに認定された生物圏保護區(qū)は21ヶ國に分布している。そのうち、アンゴラやジブチ、赤道ギニア、アイスランド、オマーン、タジキスタンの生物圏保護區(qū)は初の認定となった。島國のサントメ?プリンシペは國土全域が生物圏保護區(qū)に指定された初の國となった。（編集KN）

「人民網日本語版」2025年9月30日