「2025年中國地域イノベーション能力評価報告」が9月27日、北京で発表された。人民網(wǎng)が伝えた。

報告によると、2025年の広東省の地域イノベーション能力は1位を維持し、9年連続で全國1位となった。江蘇省が2位、北京市が3位、浙江省と上海市が引き続き4位と5位で、上位5位の順位は前年と変わらなかった。トップ10入りした?。ㄗ灾螀^(qū)?直轄市）はほかに山東省、湖北省、安徽省、湖南省、重慶市であり、そのうち重慶市は4位上昇し、全國トップ10入りを果たした。

順位変動を見ると、25年に順位が上昇した地域は10カ所あり、甘粛省、重慶市、內(nèi)蒙古（內(nèi)モンゴル）自治區(qū)、雲(yún)南省、河北省、新疆維吾爾（ウイグル）自治區(qū)、湖北省、河南省、海南省、寧夏回族自治區(qū)が含まれる。そのうち、甘粛省は5位上昇し、重慶市、內(nèi)蒙古自治區(qū)、雲(yún)南省はいずれも4位上昇、河北省と新疆維吾爾自治區(qū)はそれぞれ2位上昇した。

この報告は、中國科學(xué)學(xué)と科學(xué)技術(shù)政策研究會、中國科學(xué)技術(shù)発展戦略研究グループが共同で発表したもので、中國科學(xué)院大學(xué)の柳卸林教授が課題報告チームのチーム長を務(wù)めた。

柳教授は、「25年の中國地域イノベーション能力分析は23年の統(tǒng)計データに基づいたもので、以下の新しい特徴を示している。第一に、全體的なイノベーション構(gòu)造は安定に向かい、一部の追い上げ?。▍^(qū)?市）が顕著に進(jìn)歩した。第二に、先行する構(gòu)造は基本的に安定しており、25年の地域イノベーション能力の得點(diǎn)は引き続き明確な階層性を示した。第三に、追い上げ地域の差異と順位変動は依然として大きいが、一部地域ではイノベーション主導(dǎo)型開発で良好な成果を収めた。第四に、?。▍^(qū)?市）ごとのイノベーションの実力、潛在力、効率には大きな差があり、大規(guī)模な?。▍^(qū)?市）は引き続きイノベーション実力で優(yōu)位に立っている。第五に、科學(xué)技術(shù)指標(biāo)の伸びが明らかであり、イノベーション主導(dǎo)型開発の基盤が著実に強(qiáng)化されている」と説明。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年9月30日