世界知的所有権機関（WIPO）は現(xiàn)地時間12日、年次報告書「世界知的財産指標(biāo)（WIPI）」を発表した。報告書によると、2024年の世界の特許出願件數(shù)および意匠出願件數(shù)はいずれも引き続き増加した。2年間の減速を経た後、商標(biāo)出願件數(shù)は回復(fù)の兆しを見せている。中國の活躍が際立ち、3つのカテゴリーすべてで出願件數(shù)が世界1位となった。中央テレビニュースアプリが伝えた。

報告書によれば、24年の世界の特許出願件數(shù)は5年連続で増加し、過去最高となる370萬件を記録し、前年比成長率は4.9％だった。中國は180萬件の特許出願で再び世界1位を維持し、これに米國（50萬1831件）、日本（41萬9132件）、韓國（29萬5722件）、ドイツ（13萬3485件）が続いた。データによると、公開済みの特許出願の中では引き続き「コンピューター技術(shù)」が最も多く、世界全體の13.2％を占めた。次いで多かったのは電気機器、計測技術(shù)、デジタル通信、醫(yī)療技術(shù)であり、23年とほぼ同様の順位となった。

世界の商標(biāo)出願件數(shù)は2年間の減速を経て回復(fù)傾向を見せた。24年の商標(biāo)出願総數(shù)は1520萬件で、23年比では0.1％の微減となった。最大の出願國は中國で、出願件數(shù)は約730萬件に上った。次いで米國（83萬6457件）、ロシア（55萬9436件）、インド（53萬2900件）、ブラジル（43萬6291件）が続いた。

24年の世界の意匠出願件數(shù)は2.2％増の160萬件となった。中國の出願者による意匠出願件數(shù)は90萬6849件で世界1位。これに続くのはドイツ（7萬212件）、米國（6萬6855件）、イタリア（6萬3668件）、韓國（6萬109件）だった。上位5か國の合計は、24年の世界全體の意匠出願件數(shù)の4分の3近くを占めている。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年11月13日