科學(xué)調(diào)査船「海洋地質(zhì)6號(hào)」が深海地質(zhì)調(diào)査の第15回航海?第2航行段階の任務(wù)を完遂し、複數(shù)の科學(xué)成果が10日、正式に発表されたことが同日、中國地質(zhì)調(diào)査局への取材で分かった。中央テレビニュースが伝えた。

同船の第15回航海?第2航行段階の任務(wù)は、今年8月29日に出航してから95日間にわたり実施され、総航程は1萬2673海里に達(dá)した。深海海洋環(huán)境データ、深海海水サンプル、海底堆積物、多金屬団塊、深海生物標(biāo)本など大量の貴重なデータとサンプルが収集された。同時(shí)に、深海探査の重要技術(shù)や裝備の応用面でも新たな進(jìn)展を遂げた。

中國地質(zhì)調(diào)査局広州海洋局で「海洋地質(zhì)6號(hào)」の技術(shù)責(zé)任者を務(wù)める宋來勇氏は、「今回、太平洋の深水域で初めて獨(dú)自開発の6000メートル級(jí)深海遠(yuǎn)隔操作型潛水機(jī)（ROV）と國産の自律型水中ロボット（AUV）を組み合わせ、海底近くで高精度の試験と作業(yè)を?qū)g施し、良好な応用効果が得られた」と説明。

宋氏は取材に、「これらのデータ?資料は、深海地質(zhì)、深海環(huán)境、深海生態(tài)系の研究に最も基礎(chǔ)的かつ重要な根拠を提供している」と述べた。

また今回の科學(xué)調(diào)査任務(wù)では、初めて太平洋深淵における電磁プロファイリング測定も実施され、太平洋深海の質(zhì)の高い電磁観測データが取得された。専門家によれば、これらのデータは今後、海洋掘削地點(diǎn)の選定に役立つという。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年12月10日