第10回中國(guó)國(guó)際航空宇宙博覧會(huì)（珠海航空ショー）が11日に広東省珠海市で幕を開(kāi)け、世界41カ國(guó)?地域から700社を超える企業(yè)が參加した。日本企業(yè)では三菱マテリアル株式會(huì)社が唯一參加した。同社営業(yè)本部グローバルキーアカウント部の伊藤正昭部長(zhǎng)は、「弊社は中國(guó)市場(chǎng)をことのほか重視しており、中國(guó)で人件費(fèi)が上昇を続けていても、中國(guó)での業(yè)務(wù)を縮小したり移転させたりすることはない。現(xiàn)在、弊社は中國(guó)での自動(dòng)車部品加工用切削工具の分野でまずまずの成果を上げており、今後は中國(guó)の航空産業(yè)向けの切削工具市場(chǎng)の開(kāi)拓に力を入れていく」と述べた。人民網(wǎng)が伝えた。

伊藤部長(zhǎng)の話によると、同社の切削工具は中國(guó)市場(chǎng)に大量に出回っており、トヨタ、ホンダ、東風(fēng)汽車など多くの大手自動(dòng)車メーカーと協(xié)力関係を結(jié)んでいる。航空産業(yè)用切削工具は現(xiàn)在は歐米市場(chǎng)が中心だが、中國(guó)では中國(guó)商用飛機(jī)有限責(zé)任公司の「C919」や「ARJ」といった一連の民間製造の航空機(jī)が猛烈な勢(shì)いで発展しており、中國(guó)市場(chǎng)には巨大な潛在力がある。そこで、今後は中國(guó)で製品を展示する機(jī)會(huì)をより多く得たいと考えている。今回、珠海航空ショーに參加したのは、中國(guó)では各地で航空ショーが開(kāi)催されているが、珠海航空ショーが規(guī)模の點(diǎn)でも影響力の點(diǎn)でも最大だからであり、世界的にみてもトップクラスだからだという。

ここ數(shù)年、中國(guó)では人件費(fèi)が上がりを続けており、日本企業(yè)が事業(yè)をベトナムなどのコストがより安い東南アジア諸國(guó)に移すのではないかとの憶測(cè)が流れている。伊藤部長(zhǎng)は、「三菱はこれまでずっと中國(guó)での業(yè)務(wù)をことのほか重視してきたし、日本企業(yè)の中で最も早く中國(guó)市場(chǎng)に進(jìn)出した企業(yè)でもある。三菱マテリアルはベトナムにも営業(yè)拠點(diǎn)がありビジネスを積極展開(kāi)していますが、中國(guó)エリアでの事業(yè)は非常に重要で、ほかで替えがきくものではなく、また中國(guó)市場(chǎng)には獨(dú)特の魅力もある。コストが増えたとしても、歐米に比べればまだ中國(guó)市場(chǎng)には強(qiáng)みがある。三菱マテリアルは現(xiàn)在、中國(guó)に直営の代理店を10カ所もっており、これからも引き続き中國(guó)市場(chǎng)の開(kāi)拓に力を入れていく」と述べた。

次回の珠海航空ショーは、2016年11月1日から6日かけて行われ、三菱マテリアルも參加する予定だ。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年11月14日