1979年、チズングラオーダン氏は四川省アバ?チベット族チャン族自治州松潘県麻依村の農(nóng)業(yè)と畜産を行なう一般的な兼業(yè)農(nóng)家のチベット族の家に生まれた。7人兄弟の末っ子だ。物心がついた時(shí)からハダカ麥の栽培、ヤクの放牧を行っていた。13歳のチズングラオーダン氏は2002年に四川省チベット語(yǔ)學(xué)校蕓術(shù)専攻に進(jìn)學(xué)し、ヤンデンシラン、ブーガン両氏の指導(dǎo)のもと、16世紀(jì)噶瑪噶赤派のタンカ技法を研究した。3年間の研究を経て、青海省黃南チベット族自治州同仁県の熱貢吾屯下寺にやってくると今度は唐派の畫法を?qū)Wんだ。ここから彼はタンカ絵師としての道を歩み始めた。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。
2010年、西蔵(チベット)初のタンカ蕓術(shù)博覧會(huì)で彼は一流のタンカ絵師として認(rèn)められ、2012年、チベットタンカ蕓術(shù)センターが設(shè)立され、そこで教鞭をとり始めた。2014年、チズングラオーダンは自身の出身地である麻依村にタンカ學(xué)校を開(kāi)くため、彼のタンカ畫を販売し、資金調(diào)達(dá)を行なった。依然として大きな資金不足ではあったものの、努力を続けると表明し、2016年に彼のタンカ學(xué)校が完成予定だ。將來(lái)の話になると「タンカ絵師として西蔵タンカ各流派を伝承するとともに、壁畫を制作し、早期の壁畫についての理論を研究する。若い世代の西蔵を育成し、共に優(yōu)秀な民族遺産を発掘し、民族文化を発展させる」という。
タンカはチベット語(yǔ)の音訳で、宗教、歴史的人物、暦と天文學(xué)、チベット醫(yī)學(xué)などを含む一種の宗教絵巻である?,F(xiàn)在までで1300年あまりの歴史を持ち、國(guó)家無(wú)形文化遺産に登録されている。(編集JK)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年9月7日
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