「中國印章の世界－東京巡禮」と題する中國の篆刻?書道作品の展覧會が8日、東京中國文化センターでに開幕した。中國篆刻蕓術(shù)院の駱芃芃院長による數(shù)十點の篆刻?書道作品が展示されている。會期は10月16日まで。人民網(wǎng)が伝えた。

同展は、中日交流を目的とした一連の展覧活動「共鋳大器」（共に大器を作り上げる）の第2弾で、中國外文局と中國蕓術(shù)研究院の共催によるもの。在日本中國大使館の劉少賓?臨時代理大使、何振良?公使參事官、日本の鳩山由紀夫元首相、人民中國雑誌社の王漢平副社長、東京中國文化センターの石永箐センター長、中國篆刻蕓術(shù)院の駱芃芃院長ら、中日各界の関係者が開幕式に出席したほか、村山富市元首相が祝賀の電報を送った。

人民中國雑誌社の王漢平副社長は主催者代表として開幕式で挨拶を述べ、「中日両國はどちらも漢字を使用する。漢字蕓術(shù)の重要な表現(xiàn)形式である篆刻は、中國から日本に伝わり、日本の人々にも広く受け入れられた。今回の展覧會では、中日の政治家の揮毫を蕓術(shù)家が加工?創(chuàng)作した作品なども展示される。篆刻?書道作品の展示という形式を通じて、中日両國の文化交流を促進できればと願う」と語った。

鳩山元首相が書いた「友愛」の2文字が今回、駱芃芃氏によって篆刻作品に生まれ変わり、今回展示された。挨拶に立った鳩山元首相は、まずこのことに感謝をし、「この展覧會は中日友好交流の象徴だ。篆刻は獨特の魅力を持った蕓術(shù)。篆刻蕓術(shù)が中日友好交流の架け橋として、より一層発展することを願う」と述べた。

劉少賓?臨時代理大使は「中日関係は様々な問題に直面しているが、文化?蕓術(shù)はこれまで常に両國交流の架け橋でありつづけてきた」としたほか、一連の活動のテーマ「共鋳大器」にかけて、「文化?蕓術(shù)交流活動を通じて、中日友好という『大器』をより強固なものにしていきたい」と述べた。（編集SN）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年10月9日