新疆維吾爾(ウィグル)自治區(qū)のカシュガル舊市街で、代々作陶を受け継ぐ七代目後継者トルソン?ロスタム氏(64)は最もベテランの手作り陶器の職人だ。一般人には到底真似ができない技術(shù)を持つ彼にとっても溫度を一定に保つことは非常に難しい。窯の溫度にムラがあるため、窯出しをした陶器のうち7割程度しかモノにならない。2013年、ズリフカール?アババカリさんという青年がトルソン氏に師事し、八代目の後継者となった。師匠とは異なり若い弟子は柔軟な発想を持ち、ウィグル族の伝統(tǒng)楽器や花模様の彫刻をうまく陶器に施し、更に新技術(shù)を伝統(tǒng)技法に取り入れる試みをしている。2015年夏、弟子は現(xiàn)代的な環(huán)境保護(hù)技術(shù)を伝統(tǒng)的な陶蕓技法に取り入れようと電気窯の購入を申し出た。師匠のトルソン氏はちょっと試してみようと思い、江西省景徳鎮(zhèn)から電気窯と周辺機(jī)器を購入した。12月初め、現(xiàn)地の電力當(dāng)局の協(xié)力のもと、最初の電気窯が同市の路地に面した家に運(yùn)び込まれた。電力供給の窯は溫度を一定に保つことができるだけでなく、窯の中も均等に熱がまわり、最初に窯出しした陶器の成功率も9割以上に達(dá)した。新華網(wǎng)が伝えた。(編集JK)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年12月21日
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