山西省晉城市文物局がこのほど発表した情報(bào)によると、考古學(xué)者は同市の長(zhǎng)河?史村河が交わる地域で、今から約6000年前の仰韶文化時(shí)代の人類の遺跡を新たに発見した。この遺跡は沢州県內(nèi)に位置し、面積は約30萬平方メートルに達(dá)する。考古學(xué)者は、「史村河南遺跡」と命名した。今回の調(diào)査は、実施中の沁水下川舊石器遺跡の発掘作業(yè)の一環(huán)として行われた調(diào)査だ。光明日?qǐng)?bào)が伝えた。

考古學(xué)者は同遺跡の文化層から赤色の陶器?縄文陶器の破片など、紀(jì)元前の人類が使用した多くの生活?生産用品を発見した。同時(shí)に鹿の角、動(dòng)物の歯などが発見された?？脊艑W(xué)者はこれらの出土品の特徴に基づき、同遺跡を新石器仰韶文化時(shí)代の人類の遺跡と特定した?？脊艑W(xué)者は遺跡から、多くの火打ち石を発見した。北京師範(fàn)大學(xué)歴史學(xué)院の杜水生教授は、「これは今から約6000年前に、現(xiàn)地の住民が陶器の製造技術(shù)に熟練しており、器を使って水を汲み、米を炊き、食物を保存できたことを意味する。住民は農(nóng)業(yè)を本業(yè)とし、漁業(yè)や採集を副業(yè)とする定住生活を送っていた。また同遺跡の火打ち石は、下川遺跡から発見された石器と技術(shù)的特徴が相似しており、一定の文化的なつながりがある可能性がある」と分析した。

晉城市では古代遺跡が500以上発見されており、長(zhǎng)河流域だけでも30以上に達(dá)する。今回の史村河南遺跡の発見は、同流域の古代遺跡文化に新たな見所を加え、考古學(xué)者の晉城原住民の活動(dòng)の調(diào)査?研究に新たな資料を提供した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年8月25日