江南小都市?宜興の最後の鍛冶職人　杭國良さん

人民網(wǎng)日本語版　2016年09月24日16:00

江南小都市?宜興の最後の鍛冶職人　杭國良さん沙塘港村は太湖の畔にあり、漁業(yè)資源が豊富だ。漁船で太湖に乗り出し漁をするので、漁民たちは杭國良さんに頼んで鉄の碇、鎖、底網(wǎng)、竿などの道具を作ってもらっている。杭さんは職場を退職した後は、主に漁業(yè)用の鉄製品を作り続けている?！稿懸堡问耸陇悉猡Δ袱摔蛳工坤恧?。大変な上に収入が少なくて、この辺の若い人は誰も鍛冶の仕事を?qū)Wびたがらない」という。周鉄鎮(zhèn)は鉄に因んだ地名だ。伝えられたところによると、周の時代、ここに鉄官という役職が設(shè)置され、周鉄と呼ばれるようになったという。周鉄鎮(zhèn)沙塘港村の古い街並みの中にある杭國良さんの鍛冶工房は、今でも営業(yè)している。退職後の杭國良さんは主に漁業(yè)用の鉄製品を作っている。赤々と燃える爐の火が杭國良さんの顔を明るく照らす。杭さんは、「まだまだがんばります」と話す。よその人から教えを請う手紙が杭國良さんの元に屆いた。鉄器の製造を手伝ってほしいという。鍛冶の技術(shù)を教えてほしいという電話が來ることもある。杭さんは、「自分のはあくまで趣味で、弟子を取ろうとも思わないので、丁重にお斷りしている」と話す。杭國良さんの現(xiàn)在の「作業(yè)室」は、江南地方の小都市?宜興の最後の鍛冶工房でもある。周鉄鎮(zhèn)は鉄に因んだ地名で、伝承によると、周の時代に鉄官という役職が設(shè)置され、周鉄と呼ばれるようになったという。周鉄鎮(zhèn)沙塘港村の古い街並みにある杭國良さんの鍛冶工房は、今も営業(yè)中だ。杭國良さんには息子と娘が1人ずついて、どちらも仕事で成功している。杭さんに鍛冶をやめたらと勧めるが、杭さんは、「鍛冶は個人的な趣味で、やめることはできない」と言う。子ども達(dá)の反対には耳を貸さず、今日も太湖のほとりの小さな村の工房で鍛冶に取り組んでいる。

江蘇省宜興市周鉄鎮(zhèn)沙塘港村の古い街並みの中にある鍛冶工房で、職人の杭國良さんが爐に石炭を継ぎ足し、鉄の棒を真っ赤になるまで焼いていた。太湖の西岸にあるこの小さな村で、71歳になる杭國良さんは55年にわたり鍛冶に取り組んできた。16歳で初めてこの仕事に觸れた杭さんは、その技術(shù)に惚れ込んだという。杭さんが作る鍬、鋤、鎌、シャベルなどの鉄製品は、村人たちに非常に歓迎されている。新華網(wǎng)が伝えた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年9月24日

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