風(fēng)光明媚な泰山の山脈の間を、緑色の小さな列車(chē)がゆっくりと走る。運(yùn)賃が安く、停車(chē)駅が多いことから、沿線の山岳地帯に住む住民にとっては、まるで路線バスのような存在だ。それゆえ、この列車(chē)は彼らが村や鎮(zhèn)を行き來(lái)する、あるいは用事で町に出るための第一の選択肢となっている。これが地元の人々に「農(nóng)民列車(chē)」の愛(ài)稱(chēng)で親しまれている、■博（■はさんずいに緇のつくり）と泰山を結(jié)ぶ7053/4號(hào)列車(chē)だ。新華社が報(bào)じた。

7053/4號(hào)列車(chē)は、営業(yè)総距離184キロメートル、停車(chē)駅24駅、片道の所要時(shí)間5時(shí)間52分、平均時(shí)速わずか31キロメートルとなっている。管轄の済南鉄道局內(nèi)で運(yùn)賃が最も安い列車(chē)で、始発駅から終點(diǎn)まで乗っても11.5元（約170円）、隣駅間の最低料金はたった1元（約15円）だ。今の時(shí)期、7053/4號(hào)列車(chē)には、新鮮な野菜?果物や贈(zèng)答用果物を抱えて親戚を訪れる住民の姿が見(jiàn)られる。また、ゆったりと過(guò)ぎる時(shí)間や昔を懐かしむために、評(píng)判の列車(chē)を目當(dāng)てに訪れた多くの観光客も、のんびりした列車(chē)旅行を楽しんでいる。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年9月26日