フフシルと鼓浪嶼（右）

國(guó)連教育科學(xué)文化機(jī)関（ユネスコ）の第41回世界遺産委員會(huì)が現(xiàn)地時(shí)間2日夜、ポーランド?クラクフで11日間の日程で開(kāi)幕した。今年は審査対象の世界遺産候補(bǔ)地に38件が選ばれており、中國(guó)からは、青海省の無(wú)人地帯で原始的な自然狀態(tài)がほぼ完璧に維持されている可可西里（フフシル）が自然遺産として、アモイ?デコ様式発祥の地として、それを體現(xiàn)した?jī)?yōu)れた建築物群が殘る福建省の鼓浪嶼（コロンス島）が文化遺産として審査される。中國(guó)新聞網(wǎng)が報(bào)じた。

世界遺産は、文化遺産のほかに、自然遺産、文化と自然の複合遺産、文化的景観の計(jì)4種類(lèi)がある。世界文化遺産は文化財(cái)や建築群、遺跡など「有形」の文化遺産を指す。中國(guó)からは1987年、萬(wàn)里の長(zhǎng)城や北京と瀋陽(yáng)の明?清王朝皇宮など6ヶ所が第一陣として「世界遺産リスト」に登録された。

そして、2016年、「左江花山の巖絵の文化的景観」と「湖北省の神農(nóng)架」が世界遺産に登録され、中國(guó)の世界遺産は計(jì)50件に達(dá)し、イタリアの51件に継ぐ、世界2位の數(shù)となった。中國(guó)の世界遺産のうち、自然遺産が11件、複合遺産が4件、文化遺産が30件、文化的景観が5件となっている。

フフシルと鼓浪嶼が今回、審査対象となった理由について、ある専門(mén)家は、「フフシルは、世界でも原始的な生態(tài)環(huán)境が最も完璧に殘されている場(chǎng)所の一つと見(jiàn)られていることが主な理由の一つ。鼓浪嶼は、獨(dú)特な自然と文化的景観を誇る」と説明した。

しかし、「世界遺産リスト」に登録されても、永遠(yuǎn)に登録が保証されるわけではない。同専門(mén)家によると、「『世界遺産』の審査には、細(xì)かく、厳しい基準(zhǔn)があり、その基準(zhǔn)を満たさなければ『世界遺産リスト』に登録されない。そして、登録されたとしても、きちんと管理せず、破壊されたままにしていると、警告を受け、リストから抹消されることもある」という。 （編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年7月4日