今年も中秋節(jié)（舊暦8月15日、今年は10月4日）をひかえ、中國(guó)各地ではユニークな月餅が作られている。今回はそんな月餅の一部を紹介しよう。

【ザリガニ月餅】

浙江省杭州市のあるレストランで販売されている、今どきの若者の好みに合わせて作られたザリガニ月餅（撮影?王遠(yuǎn)）。

浙江省杭州市のあるレストランでは、今どきの若者の好みに合わせた焼きたてのザリガニ月餅を販売。この月餅が売り出されると先を爭(zhēng)うように買い求める人気商品となり、ネット上でも話題の商品となった。

【五色鯉魚(yú)餅】

福建省福州市の老舗企業(yè)で販売されている、美しい色あいの「五色鯉魚(yú)餅」（撮影?宋為偉）。

福建省福州市の一部の老舗企業(yè)では従來(lái)の「鯉魚(yú)餅」に新たな工夫を加え、健康的で美しい色あいの「五色鯉魚(yú)餅」を開(kāi)発し、伝統(tǒng)的な中秋節(jié)の菓子に彩りを加えた。

【甘粛?金昌の伝統(tǒng)月餅】

甘粛省金昌市の伝統(tǒng)的なグルメである、蕓術(shù)作品のように美しい月餅（撮影?鐘欣）。

まるで蕓術(shù)作品のような美しいデザインのこの月餅は甘粛省河西回廊の金昌市の伝統(tǒng)的なグルメで、1つの月餅を作るのに何十もの工程が必要となる。この月餅を作るためには通常隣近所の協(xié)力が必要となるほどで、最低4、5人で3日間かけて作り上げるのだという。（編集YK）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年9月30日