公益財(cái)団法人イオン1％クラブと在中國(guó)日本大使館の共催で、2017年「日本小大使」歓迎會(huì)が北京市で行われた。在中國(guó)日本大使館の橫井裕大使、四方敬之公使、植野篤志公使、北京市人民政府外事弁公室の熊九玲主任、高志勇副主任、イオン1％クラブ橫尾博理事長(zhǎng)などの來(lái)賓のほか、中日両國(guó)から「小大使」140人が同イベントに出席した。人民網(wǎng)が伝えた。

橫井大使は、「『小大使』交流イベントは2009年に開(kāi)催されて以來(lái)、これまで1200人近くの中日両國(guó)の學(xué)生が參加。參加者全員が中日友好交流に実際的な貢獻(xiàn)をしている?！盒〈笫埂护郡沥摔辖涣鳏蛲à筏?、今までにない経験をし、新しい友達(dá)と出會(huì)い、今までにない感動(dòng)を味わってほしい。相手の國(guó)の言語(yǔ)を?qū)Wび、文化の違いを理解することに努め、両國(guó)の友好関係強(qiáng)化のため積極的に交流して欲しいと思う」とあいさつした。

橫尾博理事長(zhǎng)は、雙方の文化の違いを理解することは國(guó)と國(guó)が交流する上で非常に重要なことであるとし、中日両國(guó)の高校生は互いの國(guó)を訪問(wèn)し、違いを発見(jiàn)し、その違いを理解することで初めて、長(zhǎng)期的且つ深い友好関係を築くことができるとの見(jiàn)方を示した。

今回訪中した日本小大使はそれぞれ東京都や大分県大分市、北海道札幌市の4つの高校の生徒で、1週間で北京市と湖北省武漢市、山東省青島市の3都市で観光名所めぐりや、中國(guó)伝統(tǒng)文化の體験、また現(xiàn)代中國(guó)と急速な成長(zhǎng)を遂げたシェア経済を體験する予定。更に最後の3日間は中國(guó)人家庭にホームステイし、教科書(shū)では學(xué)べない多彩な中國(guó)の一面に觸れる。

東京學(xué)蕓大學(xué)付屬高校の生徒は、「中國(guó)に來(lái)る前は、本やテレビ等で紹介された中國(guó)の偏った情報(bào)しかなく、同世代の中國(guó)人學(xué)生と接する機(jī)會(huì)もなかった。今回の1週間の交流イベントで、中國(guó)をよく見(jiàn)て、聞いて、體験して、感じて、中國(guó)人の考え方をもっと理解したい。そして、現(xiàn)実の中國(guó)を周囲の人たちに伝え、日中間の友好促進(jìn)に貢獻(xiàn)したい」と話した。

また今年の7月10日から17日まで、中國(guó)人高校生小大使70人が日本へ訪問(wèn)した際にも、今回と同様に1週間で日本の大學(xué)を見(jiàn)學(xué)し、日本グルメを味わい、日本の伝統(tǒng)工蕓及び現(xiàn)代のテクノロジーの発展を體験した。今回、17日夜に行われた同歓迎會(huì)にも、中國(guó)各地からこれら中國(guó)の小大使らが駆けつけ、7月に別れた日本の友人たちと3ヶ月ぶりの再會(huì)を果たし、秋の深まった北京で再度友情を確かめ合った。武漢外國(guó)語(yǔ)學(xué)校の生徒は、「私にとって4回目となる日本行きとなった今年の7月、東京以外にも、武漢市の友好都市である大分市を訪問(wèn)した。毎回日本に來(lái)るたびに日本社會(huì)の様々な面における秩序の良さに驚かされている。日本人家庭にホームステイしたことで、日本人に対する理解がより深まった。また小大使交流イベントを通じて、たくさんの日本人と友達(dá)になった」と話した。

中日両國(guó)の小大使たちは、「中國(guó)と日本で食べる中華料理の味はまったく違うので本場(chǎng)の北京ダックを食べてみたい」、「北京の秋の風(fēng)景はとても美しいと聞いた、萬(wàn)里の長(zhǎng)城を登るのが今から楽しみ」、「札幌と比べて北京の人の方が忙しそうに見(jiàn)える。交通面ではとても進(jìn)んでいるように感じた」、「日本のゴミの分別を非常に印象深かった」、「日本の友達(dá)の優(yōu)しさはずっと忘れない」とコメントしたように、それぞれ友好と好奇心と期待を胸に抱き、互いの距離を縮め、理解を深め、友好関係を促進(jìn)させた。それはまさに、「小大使たちが日本へ帰國(guó)後、中國(guó)で見(jiàn)聞きしたことを家族や友達(dá)にも共有し、正真正銘の中日両國(guó)の『小大使』となってくれることを期待している」と熊九玲主任が挨拶で述べた姿そのものだった。（編集TK）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年10月20日