カナダのバンクーバー市市議會(huì)は現(xiàn)地時(shí)間4月22日、チャイナタウンにある中華文化センターで特別會(huì)議を開(kāi)いた。その席で、グレゴール?ロバートソン市長(zhǎng)は市政府を代表し、華人の歴史に対する差別が存在していたことについて正式に謝罪の意を示した。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

會(huì)議では、多くの議員が華人の貢獻(xiàn)を稱(chēng)え、華人の先人たちの経験した艱難辛苦に感じ入ったと発言した。グレゴール?ロバートソン市長(zhǎng)はこの少し前にも、公共の場(chǎng)で謝罪することが當(dāng)局の「中華文化への支持と受け入れに対する誠(chéng)意」を伝えることに役立つとの見(jiàn)方を示していた。

バンクーバー市政府は2016年から2017年の間に華人と、非華人専門(mén)家、コミュニティ代表からなるコンサルティングチームを設(shè)立し、1886年から1947年までの華人に対する差別的な政策についての研究を進(jìn)めていた。2017年11月初、1年間をかけて完成した「華人排斥から平等な公民権利まで：早期華人に対する差別政策への検証」と題したレポートによると、バンクーバー市では、過(guò)去に華人を差別する政策が確かに存在していたことがわかった。例えば、華人の選挙権や公民権利の剝奪、華人に対する移民の制限、華人の働くチャンスの制限、住まいや公共の場(chǎng)における華人への隔離政策の実施などだ。同時(shí)に、レポートでは、それらの差別政策について華人に正式に謝罪すべきであり、バンクーバーのチャイナタウン世界文化遺産登録へのサポートといった十?dāng)?shù)項(xiàng)目からなる意見(jiàn)も提出された。

バンクーバーのチャイナタウンでは今回の正式な謝罪を行った特別會(huì)議のほか、文化イベントも同時(shí)に行い、歴史舊跡を巡るトレッキングや太極拳、書(shū)道、獅子舞などのパフォーマンスが行われた。

カナダが2017年末に発表した公式の統(tǒng)計(jì)データによると、2016年にカナダに滯在していた華人の數(shù)は約177萬(wàn)人で、カナダ総人口數(shù)の5％を占めていた。そのうちバンクーバーにいる華人は約50萬(wàn)人で、トロントの華人は約70萬(wàn)人となっている。（編集HQ）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年4月24日