日本科學(xué)協(xié)會(huì)と笹川スポーツ財(cái)団が東京で27日、「2018年度研究奨勵(lì)の會(huì)?研究発表會(huì)」を共催し、日本科學(xué)協(xié)會(huì)の大島美恵子會(huì)長(zhǎng)と笹川スポーツ財(cái)団の渡邉一利専務(wù)理事が挨拶し、助成金支援を獲得した研究者に賞狀を授與した。また、日本財(cái)団の笹川陽(yáng)平會(huì)長(zhǎng)も會(huì)議に出席し、挨拶を行った。人民網(wǎng)が伝えた。

大島會(huì)長(zhǎng)は2018年度に受賞した若手研究者325人を祝福するとともに、日本科學(xué)協(xié)會(huì)の笹川科學(xué)研究助成プロジェクトについて紹介をおこなった。このプロジェクトは1988年に始まり、これまでにすでに若手研究者約9300人に約55億円の助成金を提供しているという。

大島會(huì)長(zhǎng)は、「現(xiàn)在、日本科學(xué)協(xié)會(huì)は笹川科學(xué)研究助成プロジェクトの審査を行うのと同時(shí)に、中國(guó)との學(xué)生交流の展開(kāi)に攜わっており、數(shù)多くの學(xué)生に科學(xué)技術(shù)活動(dòng)への理解を深めてもらっている」と力強(qiáng)く語(yǔ)った。

日本財(cái)団の笹川陽(yáng)平會(huì)長(zhǎng)はスピーチの中で、現(xiàn)在問(wèn)題となっている深刻な環(huán)境汚染、特に海洋汚染の話題に觸れ、「このまま汚染が続けば、30年後には、日本近海で甲殻類や貝類の生物がいなくなってしまう」と指摘し、學(xué)問(wèn)の縦割りを打ち破ることと海洋問(wèn)題の総合研究の重要性を強(qiáng)調(diào)した。また、笹川會(huì)長(zhǎng)は、「ここ數(shù)年來(lái)、日本が國(guó)際的な學(xué)術(shù)會(huì)議で発表する論文はかなり減ってしまった。人工知能などの分野において、日本はすでに米國(guó)や中國(guó)に大きく差をつけられており、日本の論文數(shù)は中國(guó)のわずか20分の1となっている。近い將來(lái)、ロボットなどの分野においても中國(guó)が全面的に日本を追い抜くことになるだろう。そのため、日本は國(guó)際社會(huì)における存在感を高めなければならない」とした。

2018年度の笹川科學(xué)研究助成を獲得した若手研究者のうち、17人は中國(guó)人留學(xué)生だった。（編集YK）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年4月28日