広州長(zhǎng)隆野生動(dòng)物世界は16日、マダガスカルだけに生息する世界絶滅危懼種であるクロシロエリマキキツネザルが、三つ子の赤ちゃんを生んだと発表した。生後1カ月になる三つ子は16日、正式に一般公開された。もこもこした體にくりくりした目が愛嬌たっぷりだ。中國(guó)新聞社が伝えた。

クロシロエリマキキツネザルはマダガスカル島東部の赤道直下の熱帯雨林に生息する種で、2012年に世界自然保護(hù)基金（IUCN）レッドリストにリスト入りした。環(huán)境に敏感で妊娠しにくく、特殊な生殖の習(xí)性を持ち、繁殖期が短い。1度に1?2匹産むが、今回の三つ子は世界的に見ても珍しいケースだ。

クロシロエリマキキツネザルは広州市長(zhǎng)隆で20頭以上の群れを形成している。今年4月には2組の夫婦が親になり、1頭ずつ生まれた。5月8日に雌の「尼科」が自然分娩し、珍しい三つ子（いずれも雄）を出産した。出生時(shí)の體重は、わずか110グラム、100グラム、90グラム。

三つ子は産後12日後には母ザルに「産室」から連れ出され、周辺の環(huán)境の探索を始めたほか、木登りと生存していくためのスキルを?qū)Wび始めたという。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年6月19日