西蔵（チベット）自治區(qū)の蔵北高原那曲市尼瑪県に位置する栄瑪郷は、平均標(biāo)高5千メートル以上の厳しい自然環(huán)境で知られ、貧困脫卻が難しいとされている。このほど、同地の牧民たちは千キロメートルを橫斷し、蔵北高原から南下し、ラサ市へと移り住んだ。新華網(wǎng)が伝えた。

彼らは人間が暮らすには適さない過酷な環(huán)境から新たな生活拠點(diǎn)へ移り住み、新生活をスタートさせただけでなく、野生動(dòng)物たちのために新たな暮らしの場(chǎng)を提供することにもなっている。彼らは西蔵（チベット）自治區(qū)で初めて標(biāo)高の高いエリアから移り住んだ集団となり、人類の新たな移住の歴史に名を殘したといえる。（編集TK）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年6月25日