「中國自動車産業(yè)技術と政策法規(guī)セミナー」及び「中汽研自動車検査センター(天津)有限會社駐日本代表処開設セレモニー」が10日、東京で行われ、在日本中國大使館の宋耀明商務公使や中汽中心、日本自動車工業(yè)會(JAMA)、自動車部品工業(yè)會(JAPIA)の代表者らが出席した。人民網が伝えた。
在日本中國大使館の宋耀明商務公使は挨拶の中で、「今年は中國改革開放40周年にあたり、この40年間で、中國自動車産業(yè)は経済分野における柱となる産業(yè)となった。2009年以降、中國の自動車生産?販売臺數は9年連続で世界トップとなり、その規(guī)模は世界の4分の1を占めるほどにまでなった。中國の自動車企業(yè)発展にともない、日系自動車メーカーは中國でますます収益を上げるようになっている。2017年、日系自動車メーカーの中國における新車販売臺數は前年比10.9%増の約420萬臺となり、中國市場シェア全體で17%に達した。今年は中日平和友好條約締結40周年にもあたり、中國の自動車産業(yè)には2つのチャンスが訪れている。一つは、中日両國関係に春が訪れ、自動車産業(yè)における両國の協力にとっても有利となったこと。これには、今年5月の李克強総理の日本公式訪問で、中日関係が正常な軌道に戻ったことやウラジオストクで習近平國家主席と安倍首相の間で、中日関係を今後さらに前進させるという決意が共有されたことも関係している。もう一つは、改革開放が新たな段階に突入し、日系自動車メーカーにとって中國での投資を行うのに有利な環(huán)境となったこと。今年4月、ボアオ?アジアフォーラムで習國家主席は改革開放の新しい四大措置を発表した。また、中國政府は自動車産業(yè)開放に関する計畫を発表し、自動車稅や部品に対する関稅の引き下げを行うとした。これらが日系自動車メーカーの中國市場におけるさらなる発展にチャンスをもたらした」と述べた。
中汽中心の高和生副総経理は挨拶の中で、「中國自動車産業(yè)は急速に発展しており、自動車販売?生産臺數は今年3000萬臺を突破し、世界トップの座を維持し続けるとみられている。また、世界的に有名な自動車部品グループは中國に引き続き投資しており、中國企業(yè)との提攜もますます緊密になり、中國市場における多國籍自動車企業(yè)の重要性はさらに顕著になってきている。経済のグローバル化、世界経済の一體化の傾向が強まるにつれ、中國は國際自動車市場において重要な存在となってきており、中國市場は多國籍企業(yè)に発展のチャンスをもたらしている。これにより、中汽中心にとって世界進出が重要戦略となっており、2016年にはドイツ?ミュンヘンに初となる海外事務所を設立した。今回の日本事務所設立は、中國自動車技術研究センターの國際化戦略における新たな一歩であり、中國自動車技術研究センターの発展につながると信じている。中汽中心は日本事務所の設立を全面的にサポートし、國際的に優(yōu)秀な人材を集め、海外進出する中國企業(yè)と日系自動車メーカーに良質なサービスを提供していく」と述べた。
日本自動車工業(yè)會の和邇健二常務理事は挨拶の中で、「2017年の日系自動車メーカーによる全世界での自動車生産臺數は1974萬臺。うち、中國での生産臺數は468萬臺に達する。中國での販売臺數は日本からの完成車も含め、493萬臺に達しており、中國は日本の自動車メーカーにとって引き続き重要な拠點となっている。このような中、自動車ユーザーのニーズが高度化しつつあり、安全?環(huán)境性能に優(yōu)れた技術を市場に投入することへの期待も高まっている。このような期待にこたえるため、中國における政策?法規(guī)認証制度を正確かつ速やかに対応することが重要になってくる。そのため、中汽研自動車検査センター駐日本代表処と今後も密にコミュニケーションを図っていきたい」と語った。
代表者の挨拶終了後、「中汽研自動車検査センター(天津)有限會社駐日本代表処開設セレモニー」が行われ、代表者たちが同社駐日本代表処のプレートを掲げ、記念撮影を行った。(文?木村雄太)
「人民網日本語版」2018年10月12日
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