李克強総理は現(xiàn)地時間9日午後、ブリュッセルにある歐州理事會本部でトゥスクEU大統(tǒng)領(lǐng)、ユンケル歐州委員長と共に第21回中國EU首脳會議を行った。歐州各界は今回の會議の成果について、一連の共通認識によって中國とEUの理解と協(xié)力の強化が一層進むとして積極的に評価している。新華社が伝えた。

フランスの國際問題及び中國専門家David Gosset氏は「中國EU協(xié)力は世界の平和と繁栄の促進にとって欠かせぬ要素だ。今回の中國EU首脳會議は雙方の協(xié)力強化、貿(mào)易と投資の促進、國連を中心とする國際體制の共同維持に資する。ユーラシア大陸の重要な両端である中國とEUは切り離されてはならず、協(xié)力?ウィンウィンを図るべきだ」と指摘し、今年は中國とEUが「一帯一路」イニシアティブをめぐり共通認識の拡大を図る1年になると考える。

英ケンブリッジ大學(xué)のAlan Barrell教授は「EUと中國の貿(mào)易及び文化交流の強化は大変重要だ。中國とEUは中國EU投資協(xié)定交渉の合意推進を約束した。これは各者に利益をもたらす。また、知的財産権保護の強化などにおける中國側(cè)の措置によって、歐州企業(yè)は中國市場進出への自信を強めた」と指摘し、今回の會議によって中國とEUの交流?協(xié)力深化が後押しされたと考える。

英國の著名な社會學(xué)者で「グローバリゼーション」という概念を最初に提唱した1人であるマーティン?オルブロウ氏は「価値観と文明の多様な世界において、中國EU雙方は違いを乗り越え、相互信頼と相互理解をさらに強化するとともに、『共通の目標』を通じて協(xié)力を強化し、ウィンウィンを?qū)g現(xiàn)する必要がある?！阂粠∫宦贰互ぅ衰伐ⅴ匹％证?、新たな時代を背景に中國EU雙方が平和?発展?安定という共通の目標を追求する良い例証だ」と語る。

ドイツ?ベルリン自由大學(xué)の中國専門家Berthold Kuhn氏は、中國EU首脳會議が共同聲明を発表したことを「ポジティブなニュース」と捉え、「EUと中國は引き続き共同で多國間主義を提唱し、世界の自由貿(mào)易體制を守る。これは中國EU雙方にとって非常に重要だ」と指摘した。Kuhn氏は中國がグローバル?ガバナンスへの関與を深めることを歓迎。

オーストリア中國友好協(xié)會常務(wù)副會長のGerd Kaminski氏は「中國は人類運命共同體の構(gòu)築という理念を堅持し、二國間や多國間のウィンウィンを提唱している。こうした政策と主張はすでに成功をはっきりと示している。EUと中國は共に多角的貿(mào)易體制の支持を約束している。中國EU雙方が一致団結(jié)することを期待する。これは開かれた世界経済に対して重要な影響を生む」と語る。

歐州大學(xué)院大學(xué)EU國際関係?外交研究部歐州中國研究センター長は「現(xiàn)在の國際情勢の変化を前に、中國EU間の協(xié)力強化は國際問題において互いの影響力を高める助けとなる。すでに中國とEUは多くの分野で深く相互依存的な関係を構(gòu)築している。今回の會議は中國とEUの理解と協(xié)力の一層の強化を促進するための重要なプラットフォームを提供した」と指摘する。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年4月12日