東方電気集団東方電機有限公司が明らかにしたところによると、同社が建設(shè)を請け負(fù)っている100萬kW級水力タービンのすべてのカギとなるモジュールの検収が完了した。これは同プロジェクトの開発成功を意味する。これは中國で建設(shè)中のうち設(shè)備容量が最大の水力タービンで、白鶴灘水力発電所に用いられることになっている。新華社が伝えた。

このほど検収された水力タービン導(dǎo)水機構(gòu)は水力タービンの最後のコアモジュールで、タービンに入る水の方向と量を調(diào)節(jié)するのに使われる。説明によると、同部品の重さは870トン以上で、立面エンドギャップや同軸度などの技術(shù)指標(biāo)が高く、その製造の難易度はかつて無いほど高い。

所有側(cè)の三峽集団の資料によると、100萬kW水力タービンは「世界水力発電無人エリア」に挑む存在で、その設(shè)備容量は世界中のタービンを上回っているため、既存の使用可能な技術(shù)が存在しなかった。三峽集団は一連のより高基準(zhǔn)の技術(shù)要求を策定した。

白鶴灘プロジェクトの「高水位差、大スケール、大容量」などの技術(shù)的特徴に基づき、東方電機は三峽や溪洛渡などの大型タービン建設(shè)の成功経験に基づき、科學(xué)研究の技術(shù)革新に取り組んだ。水力タービンの技術(shù)性能、信頼性指標(biāo)を大幅に高め、設(shè)計上の耐用期間を延長した。

ガイドベーン漏水量は水力タービンの技術(shù)性能と信頼性を示すカギとなる指標(biāo)であり、指標(biāo)が低いほど高性能となる。東方電機はこの指標(biāo)を一般的な構(gòu)造の10分の1に下げ、漏水量を要求の50％にし、契約上の要求を大幅に下回った。別の主要技術(shù)指標(biāo)である同軸度は0.05ミリに過ぎず、高精度基準(zhǔn)の要求を上回っている。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年6月19日