「天琴計畫」は具體的に、3基の衛(wèi)星を配置するとともに、宇宙で重力波天文臺を作り、重力波の探査を行う。（資料寫真）

太原衛(wèi)星発射センターでこのほど「長征4號乙」キャリアロケットを使い、中國?ブラジル地球資源衛(wèi)星「04A星」を打ち上げた。今回の任務で搭載された主要ペイロードは、華中科技大學物理學院重力センターと中山大學物理?天文學院天琴センターが共同開発した技術(shù)実証衛(wèi)星「天琴1號」だ。経済日報が伝えた。

「天琴1號」は主に宇宙重力波探査「天琴計畫」のキー技術(shù)の軌道上での検証に用いられるとともに、地球の長波重力場模型の反転を行える。その打ち上げ成功は、中國が20年近くにわたり検討し、5年前に正式に打ち出した天琴宇宙重力波探査計畫が、正式に「宇宙試験」の段階に入ったことを意味する。中國人獨自の宇宙重力波探査計畫案が、実現(xiàn)まで一歩近づいた。

これに先立ち、天琴チームは地球?月間のレーザーを使った正確な測距に成功し、月面の全5面の反射鏡からのエコー信號を受信した。中國はこれにより世界で5番目にレーザーによる正確な地球?月間測距を?qū)g現(xiàn)した國、そして世界で3番目に全5面の反射鏡からの受信に成功した國になり、中國の今後の宇宙重力波探査プロジェクトの基礎(chǔ)を固めた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年12月27日