中國が新型コロナウイルス感染と闘うこの特殊な時期、日本神奈川県の橫浜山手中華學(xué)校の學(xué)生が10日、「この愛が世界に満ちるまで」を合唱し、祖國に対する想いを表し、新型コロナウイルスとの闘いの最前線で奮闘する英雄たちを応援したほか、學(xué)生たちは中國語で「武漢加油！中國加油?。ㄎ錆h頑張れ、中國頑張れ）」とエールを送った。人民網(wǎng)が伝えた。

同校の張巖松校長は、合唱を録音することになったいきさつについて、「合唱は、中國の人気歌手である郭峰氏の発案で、日本のバンド?ゴダイゴのミッキー吉野氏がピアノ伴奏を引き受けてくれることになった。中學(xué)2年生約50人が、短い晝休みの時間を利用して一生けん命練習(xí)に取り組んだ結(jié)果、中國語と日本語の2ヵ國語で『この愛が世界に満ちるまで』を歌い上げるという素晴らしいパフォーマンスを?qū)g現(xiàn)した」と紹介した。

愛は音楽同様、世界共通の言語と言える。新型コロナウイルス感染による肺炎の感染拡大が進(jìn)む中、「この愛が世界に満ちるまで」というこの曲がラジオやテレビ、インターネットで再び歌われるようになっている。日本以外にも、イギリス北アイルランド地區(qū)の小學(xué)校の合唱団も、この中國語の歌を合唱し、新型コロナウイルスと闘う中國の人々を応援している。

張校長は、「新型コロナウイルスの流行が1日も早く収束することを切に望んでいる。私たちは、中華民族が一致団結(jié)して、今回の新型コロナウイルスとの闘いに必ず勝利すると確信している。今回の感染拡大の中、日本の人々からの支援物資の箱に書かれていた『山川異域 風(fēng)月同天』という漢詩の一節(jié)は、多くの人々の感動を呼んだ。學(xué)生たちの合唱でも特にこの漢詩を手に歌ったのは、中國と日本の友好を伝え、手を取り合って新型コロナウイルスに打ち勝ち、祖國を応援しようという気持ちを込めたかったから」とコメントした。

橫浜山手中華學(xué)校は孫中山の発起により建設(shè)された世界初の近代華僑學(xué)校であり、橫浜の華僑らが自ら創(chuàng)設(shè)?経営を擔(dān)う122年の歴史を誇る全日制華僑學(xué)校。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年2月14日