浙江省の関係機(jī)関が24日に杭州市で開催した記者會(huì)見によると、同省はこのほど「義烏?寧波?舟山開放大ルート西方面延長行動(dòng)プラン」を打ち出し、2025年をめどに金華-義烏港のラインを長江デルタ地域最大の鉄道國際內(nèi)陸港及び國際定期貨物列車「中歐班列」の集散センターとし、貨物処理能力を400萬TEU（40フィート標(biāo)準(zhǔn)コンテナ換算）、海上?鉄道連攜輸送量を40萬TEUに引き上げ、義烏-新疆維吾爾（ウイグル）自治區(qū)-歐州間の列車運(yùn)行本數(shù)が年間2千本に達(dá)することを目指すとした。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

浙江省発展?改革委員會(huì)一級(jí)巡視員の徐幸氏は、「現(xiàn)在、義新歐間の貨物列車は金華と義烏のダブルプラットフォームによる運(yùn)行を?qū)g現(xiàn)し、今年は年間の目標(biāo)運(yùn)行本數(shù)1千本を2ヶ月前倒しして達(dá)成した。今年10月21日までに、義新歐間の貨物列車は運(yùn)行本數(shù)が1千本、貨物輸送量が8萬3千TEUで前年同期比203％増となり、中國全體の貨物輸送量の約10％を占めた」と述べた。

義新歐間の貨物列車の集貨ネットワークを西へと延長するため、同プランではプラットフォームの統(tǒng)合を深化し、義新歐間鉄道國際連攜輸送の貨物列車2大プラットフォームである金華と義烏の市場化と一體化した運(yùn)営を打ち出した。義烏?寧波?舟山開放大ルートの西方面に向けた物流拠點(diǎn)と仕分け集散センターをよりどころに、衢州貨物取り扱い拠點(diǎn)を建設(shè)し、義新歐間の貨物列車の沿線に集貨倉庫、域外倉庫、域內(nèi)倉庫の「3倉庫」を共同建設(shè)する配置を進(jìn)めるという。

徐氏は、「このほか、義新歐間貨物列車における海上輸送から陸上輸送への転換や相互接続を統(tǒng)一的に推進(jìn)し、付加価値の高い海上輸送貨物の同貨物列車への転換輸送を積極的に開拓し、同列車と海上?鉄道連攜輸送との相互接続を刷新し推進(jìn)していく」と述べた。

同プランの目標(biāo)によると、25年をめどに、義烏?寧波?舟山開放大ルートにおける越境ECネット小売の年間取引額は2千億元（1元は約15.9円）以上、義烏國際小商品市場のオンラインとオフラインを合わせた取引額は7千億元以上を目指す。

義烏?寧波?舟山開放大ルートの西方面への延長については、重大基幹プロジェクト55件を計(jì)畫?実施し、総投資額は約4044億8600萬元に達(dá)する見込みだ。このうち重大なシンボル的プロジェクトは15件で、総投資額は2677億5千萬元に上る。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年11月25日