今日美術(shù)館より

「遇見浮世?博覧江戸――江戸時(shí)代浮世絵原版珍蔵展」が12日、北京で開幕した。5月6日まで開催され、中國では初の展示となる江戸時(shí)代から明治時(shí)代にかけての浮世絵の原版古畫約100點(diǎn)が展示されている。デジタル技術(shù)により、インタラクティブ?パノラマのスタイルで展示されている。中國新聞網(wǎng)が報(bào)じた。

浮世絵の特別展は、中國國內(nèi)外で頻繁に開催されているものの、今回の特別展では浮世絵の代表作である葛飾北斎が描いた「神奈川沖浪裏」や、「赤富士」とも呼ばれる「凱風(fēng)快晴」などが展示されているほか、江戸の都市文化を皮切りに、江戸時(shí)代の社會(huì)の様子や風(fēng)習(xí)、民情、庶民の生活、民間の伝説などを反映したたくさんの作品を厳選して、「入城」、「入室」、「入魂」という3つのパートに分け、3つの時(shí)空次元を通してアートと文化をコラボレーションさせ、來場者が日本文化をじっくり味わえるようになっている。

今日美術(shù)館より

展示デザインという點(diǎn)では、チェックポイントとインタラクティブエリアが新設(shè)されており、來場者が斬新な視點(diǎn)から原版古畫を鑑賞できるよう工夫されている。

在中國日本國大使館の伊藤直人?広報(bào)文化部參事官は、「たくさんの方が特別展に來られているのを見て、とてもうれしく感じている。今回展示されている作品は、非常に価値があり、見どころ満載」と語る。

中國文物（文化財(cái)）交流センターの周明?副センター長は、「浮世絵は、日本獨(dú)特の民族アートで、特別な蕓術(shù)的、美的価値があるほか、日本の文化や風(fēng)習(xí)、人文、歴史が記録されている。浮世絵というアート作品を鑑賞しながら、日本の風(fēng)習(xí)?文化、さらに、昔から今に至るまで、中國と日本が緊密な関係を保ってきたことを見ることができる」と話す。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年3月15日