中國は19日午後0時03分、酒泉衛(wèi)星発射センターで「長征4號乙」キャリアロケットを使い、「海洋2號D」衛(wèi)星を予定の軌道に送り込んだ。打ち上げ任務(wù)が順調(diào)に成功した。同衛(wèi)星は先に打ち上げられた「海洋2號B」「海洋2號C」と軌道上でネットワークを構(gòu)築し、中國初の海洋動力環(huán)境モニタリングネットワークを構(gòu)築する。環(huán)球時報が伝えた。

海洋2號シリーズにはマイクロ波スキャトロメータが搭載されており、海の風(fēng)の強(qiáng)さの測定に効果的に用いることができ、風(fēng)速測定の精度は2メートル毎秒以內(nèi)。海洋2號シリーズの打ち上げ以降、中國の近海で毎年平均20回余りの臺風(fēng)が正確に検出されており、一回も漏れていない。今回打ち上げられた海洋2號D衛(wèi)星はモニタリング?早期警戒能力をさらに強(qiáng)化し、中國沿岸部都市の防災(zāi)?減災(zāi)と世界の災(zāi)害モニタリングに重要なサポートを提供する。

海洋2號のチーフデザイナーである張慶君氏は、「衛(wèi)星1基だけの場合、世界を1回観測するのに平均20數(shù)日かかる。我々の海上輸送、大洋の漁場、海洋科學(xué)観測、海上安全などの各方面の需要を満たせない。中國の海洋動力環(huán)境モニタリングネットワークの構(gòu)築後、世界の海洋観測には6時間しかかからない」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年5月20日