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「神ってる」技術(shù)で三星堆の「金の杖」を復(fù)元した25歳男性

人民網(wǎng)日本語版 2021年08月23日15:42

長江上流域文明の中心とされる三星堆遺跡で今年3月に発見された「黃金の仮面」。この仮面を手作業(yè)で「復(fù)元」する様子を紹介する動(dòng)畫を作成し、動(dòng)畫共有サイト?bilibili(ビリビリ)にアップして一躍有名になった才淺さん(25)を覚えているだろうか?中國新聞網(wǎng)が報(bào)じた。

この動(dòng)畫が話題になった時(shí)には、三星堆博物館の朱亜蓉副館長までもが微信(WeChat)でその動(dòng)畫をシェアし、「當(dāng)館の修復(fù)館で働きましょうよ」と書き込んだ。

「黃金の仮面」を「復(fù)元」する動(dòng)畫で才淺さんは、「『いいね!』が100萬個(gè)を超えたら、三星堆で出土した『金の杖』を作る」と公約していた。

そして今、その公約が果たされた。才淺さんは4ヶ月かけて、25萬元(1元は約16.9円)をつぎ込み、自分の思い描く通りに「金の杖」を復(fù)元した。使った金は900グラムだ。

三星堆博物館の「お寶文化財(cái)」の一つである金の杖は、1986年に三星堆遺跡の1號(hào)祭祀杭から出土。長さ143センチ、重さは約500グラムだ。

この金の杖は、金の延べ棒を金槌で叩き、薄く伸ばし、それを木の杖の表面に巻きつけて作られていた。

ただ、出土した時(shí)には中の木が既に炭化しており、殘っていたのは表面の金だけだった。

「金の杖」には、王冠をかぶった人の顔、鳥と魚、鳥の羽のような絵の3種類の絵が描かれていた。

「金の杖」を復(fù)元するのは至難の業(yè)だった。まず、金に少量の銀を混ぜる。そして時(shí)間をかけてそれを叩いて、伸ばし、長さ143センチ、幅7.2センチ、厚さ0.2-0.3センチの金の板を作る。その後、模様を彫りこんでいった。

才淺さんによると、これは「鏨刻」と呼ばれる伝統(tǒng)技術(shù)で、金屬製のたがねと金槌で金屬の表面を叩き、模様を彫り込んでいく。

才淺さんは作業(yè)の過程で、三星堆の金の杖の模様は非常に複雑で、2本のラインがきちんと平行に刻まれており、その間は1ミリ未満、パッと見ると1本のラインに見えることに気がついた。

「完璧に復(fù)元」するため、才淺さんはメノウ製のナイフの代わりに牛の骨の特製ナイフを作り、それで模様を刻み、それぞれの模様を「復(fù)元」した。

最後に、四川省一帯で栄えた「古蜀國」の職人が當(dāng)時(shí)でも使えた接著剤は何かを考えて、才淺さんは魚の浮き袋を使って特製接著剤を作り、金の板を木の杖に接著させた。

動(dòng)畫がアップされると、「古蜀文明のミステリアスな奧義が、もつれた糸を少しずつほどくかのように明らかになっていく。素晴らしい?。?!」など、畫面はネットユーザーが絶賛するコメントで埋め盡くされた。

「金の杖」を復(fù)元したことについて、才淺さんは取材に対し、「昔の人の製作技術(shù)を自分の肌で感じてみたかった」と説明?!竿觇丹嗽佻F(xiàn)したというわけではないが、作る過程でその魅力を感じることができた」と充実感を漂わせた。(編集KN)

「人民網(wǎng)日本語版」2021年8月23日

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