王毅國務(wù)委員兼外交部長（外相）は16日、タジキスタン?ドゥシャンベで、ロシアのラブロフ外相、パキスタンのクレシ外相、イランのムーサヴィー外務(wù)次官補とアフガニスタン問題に関する非公式會合を行った。外交部（外務(wù)省）ウェブサイトが伝えた。

王部長は「上海協(xié)力機構(gòu)（SCO）の関連會議に共に出席するにあたり、アフガニスタンの重要な近隣國であり、地域に影響力を持つ國でもある我々4ヶ國は、意思疎通と協(xié)力を強化し、一致した聲を挙げ、前向きな影響を及ぼして、アフガニスタンの狀況の平穏な移行の促進に建設(shè)的役割を果たす必要がある」と指摘。

「現(xiàn)在のアフガニスタンの狀況は、混亂から安定への移行の重要な段階にある。アフガニスタンでの戦爭は終結(jié)したが、アフガニスタン問題は依然未解決だ。パワー?ポリティクス、軍事介入、そしていわゆる『民主主義への改造』が、アフガニスタンに現(xiàn)在の狀況をもたらした根本的原因だ。米國とその同盟國の性急な撤退は、アフガニスタンに新たな問題をもたらした。アフガニスタンの新たな政治枠組はまだ確立しておらず、民族?宗派対立が複雑に入り組み、局地衝突や生活難などのリスクが際立っており、將來の発展は不確実性を抱える」とした。

王部長は、アフガニスタンに関する4ヶ國の今後の調(diào)整と協(xié)力について、（1）米國に約束履行と責(zé)任負擔(dān)を促す、（2）アフガニスタンと接觸し、良い方向に導(dǎo)く、（3）安全保障上のリスクの波及を防ぐ、（4）アフガニスタン支援で各國が力を合わせる後押しをする、（5）アフガニスタンが地域協(xié)力の潮流に融け込むサポートをすることを提言した。

また王部長は、「アフガニスタンの新政権に対する地域諸國の期待は、『包括性』、『テロ対策』、『善隣」の3點に集約される。この3つの特徴があって初めて、アフガニスタンは長期的安定?平和の政治的基盤を築き、近隣諸國を始めとした地域諸國は各々の正當(dāng)な権益を守ることができる。中國は、ロシアやパキスタン、イランなど地域諸國と協(xié)調(diào)を強化し、アフガニスタンの混亂防止と安定維持、テロ抑制と暴力停止、平和再建のために、そして地域の最終的な恒久平和実現(xiàn)を後押しするために、建設(shè)的役割を果たしていきたい」と表明した。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年9月17日