資料寫真、武漢を象徴する歴史的建造物の黃鶴樓（撮影?勝又あや子）

國(guó)慶節(jié)（建國(guó)記念日、10月1日）に合わせた7連休中の中國(guó)各地の観光の分野の「成績(jī)表」がこのほど発表。湖北省武漢市は全國(guó)で唯一、訪れた観光者數(shù)が2000萬(wàn)人を突破した都市となった。長(zhǎng)江日?qǐng)?bào)が報(bào)じた。

ウェブサイト?搜狐がまとめた中國(guó)全土の主な都市の文化?観光當(dāng)局が発表した7連休中の観光者數(shù)、観光収入統(tǒng)計(jì)を見(jiàn)ると、訪問(wèn)した観光者數(shù)が最も多かった都市トップ10は武漢、成都、杭州、上海、貴陽(yáng)、南昌、重慶、鄭州、広州、寧波で、いずれも延べ1000萬(wàn)人を超えた。うち、トップの武漢は延べ2116萬(wàn)5000人で、唯一2000萬(wàn)人を突破した。武漢の観光収入は110億9200萬(wàn)元（1元は約17.55円）で、主要都市の4位だった。

國(guó)慶節(jié)連休中の武漢の観光者數(shù)は2018年に初めて2000萬(wàn)人を突破し、観光収入も100億元の大臺(tái)となった。2019年は延べ2262萬(wàn)2400人に達(dá)した。そして、今年2年ぶりに2000萬(wàn)人の大臺(tái)を突破し、その力強(qiáng)い活力が存分に発揮された形となった。

湖北大學(xué)?観光発展研究院の馬勇院長(zhǎng)は、「新型コロナウイルス感染癥が文化?観光産業(yè)の発展に影響を與え続けており、人々の行楽に対する考え、スタイルなどが変わった。以前なら、國(guó)慶節(jié)の連休になると、多くの人が長(zhǎng)距離旅行に出かけていた。その主な旅行先は北京、上海、広州、深センだった。しかし、以前なら長(zhǎng)距離のツアー旅行に出かけていた人たちがさまざま形態(tài)のドライブ旅行、現(xiàn)地ツアーなどにシフトしている。また、『プチ旅行』や『プチバケーション』などもトレンドとなり、近場(chǎng)旅行、近郊旅行なども主流に。武漢などの中心都市が、次々と大型連休に人気の旅行先となっている」と分析する。

業(yè)界関係者は、「近年、武漢の観光スポットは入場(chǎng)券を払った後の観光地內(nèi)での商品消費(fèi)にウェイトを置き、文化クリエイティブグッズを積極的に開(kāi)発している。また、星空キャンプ、ホームパーティー、熱気球、花火ショーといったフレッシュな観光の業(yè)態(tài)を打ち出し、娯楽性に富んだ參加型、體験型のプログラムを強(qiáng)化、観光客が喜んで、楽しくそれらを利用できるようしている」と人気の秘訣を説明する。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年10月13日