3月14日、浙江省金華市にある零跑汽車有限公司のスマート工場は繁忙を極めていた。2月の引き渡し量は前年同期比で447％増加し、3月の生産計畫スケジューラ（APS）では生産臺數(shù)が1萬臺に達(dá)した。

同社の創(chuàng)業(yè)者の朱江明氏は、「現(xiàn)在、當(dāng)社の中大型のバッテリー電気自動車（BEV）『零跑C01』は3四半期の大量生産と引き渡しに向けて急ピッチで準(zhǔn)備を進(jìn)めている?！毫闩蹸01』は世界初のバッテリーと車體が一體化構(gòu)造になったバッテリー技術(shù)を採用した量産型車種であり、搭載した自動運(yùn)転用チップ『凌芯01』は獨(dú)自の知的財産権を完全に備えたものだ」と述べた。

吉利汽車傘下の湖北芯擎科技有限公司が開発した初の國産自動車規(guī)格ランクの半導(dǎo)體となる7ナノメートル（nm）スマートコックピット用チップは、昨年6月にテープアウト（設(shè)計の最終段階に到達(dá)）し、現(xiàn)在は川下の企業(yè)と協(xié)力して大量生産前のテストとデータの集積が行われている。比亜迪汽車（BYD）と寧徳時代新エネルギー科技はブレードバッテリーなどの技術(shù)が市場に人気となっており、今年1-２月にはリン酸鉄リチウム電池を搭載した車両が組立車に占める割合が55.9％に達(dá)した……バッテリー、モーター、電子制御などのキーテクノロジーが次々にブレークスルーを達(dá)成し、スマートコネクテッド、自動運(yùn)転のコア技術(shù)とアルゴリズムが勢いよく後を追いかけ、追い越そうとしている。

ここ數(shù)年、新エネルギー自動車産業(yè)が加速的な発展を遂げた。昨年の中國の新エネ車の累計販売量は前年比1.6倍増の352萬1千臺に上り、7年連続で世界一だった。そのうち、中國ブランドの新エネ乗用車の販売量は247萬6千臺で、新エネ乗用車販売量全體の74.3％を占めた。技術(shù)力がさらに高まり、BEV乗用車の平均航続距離は2016年の253キロメートルから21年は400キロメートルを超えた。輸出がブレークスルーを達(dá)成し、昨年の新エネ車輸出量は同3倍増の31萬臺に上り、それ以前の輸出量の合計を上回った。中國の新エネ車は今、大規(guī)模な急速発展の新たな段階に入りつつあるところだ。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年3月21日