最高時速160キロで走行する広州地下鉄18號線に乗ると、約30分で広州市南沙區(qū)萬傾沙鎮(zhèn)から市の中心部にある冼村に到著し、広州南駅から広深港(広州-深セン-香港)高速鉄道に乗ると47分で香港西九龍駅に到著することができる。深江(深セン-江門)鉄道珠江河口トンネル建設(shè)工事では深さ100メートルの海底をシールドマシンが全速力で掘り進んでいるといったように、鉄道建設(shè)はすさまじい勢いで進められ、大灣區(qū)の鉄道運行距離は2500キロメートルに近づき、同エリアの「1時間生活圏」がほぼ完成されつつある。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
大灣區(qū)の水上「1時間生活圏」の建設(shè)も加速している。広州港內(nèi)港港區(qū)琶洲香港?マカオ旅客ターミナル埠頭プロジェクト第1期がこのほど竣工し、検収を終えた。開港すると、琶洲から香港國際空港やマカオ市街地まで、約120分で直行可能となる。今後、同プロジェクト第2期では、広州中心部と香港?マカオ地區(qū)を結(jié)ぶ水上高速旅客輸送ラインが運航されていない狀況を補う目的で、琶洲と香港地區(qū)市街地を結(jié)ぶ水上輸送ラインを増便する計畫という。
珠江の河口エリアには、2035年までに、川を橫切る14本の高速道路?鉄道が完成し、高速鉄道?都市間鉄道?高速道路を中心とするマルチ高速輸送システムが形成され、大灣區(qū)における交通網(wǎng)の緊密化がいっそう促される見込み。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年6月21日