9月15日に上海市で開幕した第1回世界設(shè)計(jì)の都大會で、中國工程院の院士で國産旅客機(jī)C919シリーズの総設(shè)計(jì)士を務(wù)める?yún)夜廨x氏が述べたところによると、中國商用飛機(jī)有限責(zé)任公司はすでにC919の許可証取得に先立つテスト任務(wù)を完了し、年內(nèi)に民用航空の耐空証明を取得して、顧客第1號である中國東方航空に引き渡しを行なう見込みという。

C919は中國が獨(dú)自に開発し、獨(dú)自の知的財(cái)産権を持つ中短距離の商用ジェット旅客機(jī)で、2017年5月5日に初飛行に成功し、20年11月27日に型式証明を取得した。これまでに28の顧客から累計(jì)815機(jī)を受注している。

中國商用飛機(jī)は世界中にサプライヤーがおり、中國國內(nèi)の多くの都市にも取引メーカーがいるが、設(shè)計(jì)に関してはすべて上海で集中的に行なっている。呉氏は、「民用航空機(jī)は空気力學(xué)に基づく設(shè)計(jì)レベルが航空機(jī)の安全性、快適性、経済性、環(huán)境保護(hù)性能を直接決定する、私たちはC919の空気力學(xué)に基づく設(shè)計(jì)レベルの向上を特に重視した」と述べた。

これまでの空気力學(xué)に基づく設(shè)計(jì)では通常は空中テスト、計(jì)算などの方法が採用されてきた。C919は開発の過程で、翼型を2萬個以上、翼を2千個以上設(shè)計(jì)して、最終的に7組の翼の風(fēng)洞実験を行なうとともに、シミュレーションなどの技術(shù)ツールを通じて、開発サイクルを大幅に短縮したという。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年9月17日